<概要/Course Content Summary>
【キーワード】 演習,プレゼンテーション,中国,中華,台湾,日中関係,レジュメ,卒業研究 【目標・内容】専門演習2で設定した自らの研究テーマについて,これまでに培ってきた中国語運用能力とコミュニケーション能力を最大限に発揮しつつ,研究を進行し,最終的にはその研究成果を演習において口頭発表します。その際に,参考資料として論文,レポート,コンテンツ,資料集等を付すことが望まれます。 夏期休暇を利用した資料調査やフィールドワークの成果等を整理しつつ,本格的な調査・研究に入り,進捗状況を定期的に報告します。受講生間の議論,討論を繰り返し行い,相互啓発,問題意識の共有と深化をはかります。その際,特に他の国や地域あるいは他領域からの視座に留意します。研究報告会で最終的な成果を発表するとともに,その成果を研究文集としてまとめることを目指します。 【授業の進め方】 受講生は,専門演習2で設定した課題(テーマ)と研究計画にもとづいて研究を進め,研究の進捗状況を中間報告という形で順次報告し,最終的には卒業研究(論文)として提出,報告会で発表してもらいます。専門演習2と同様,毎回の報告内容について受講生全員で議論し,研究内容を深化させ,問題意識を共有するとともに,意見交換・議論のスキルのいっそうの向上を図ります。 具体的には,担当者によるレジュメ報告,これを受けての議論という形で進めます。 なお,全員必ず担当者としてレジュメ報告(複数回)をしてもらいます。
<到達目標/Goals,Aims>
自ら課題(研究テーマ)を設定し,その課題解決に向けて研究計画を立て,関連文献や関連資料を収集,精読,整理することなどを通して,専門知識や思考力,考察力はもちろん,高度な課題解決能力が身につきます。さらに,中間報告・最終報告(卒業研究発表)を通じてアウトプットの仕方,より効果的なプレゼンテーションの方法等に加え,研究文集の作成作業を通して編集方法を習得することができます。
<授業計画/Schedule>
(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
1
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(内容/ Contents)
イントロダクション
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(授業時間外の学習/ Assignments)
事前調査・研究
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(実施回/ Week)
2-7
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(内容/ Contents)
学生による中間発表(本論第2章~第3章相当部分)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
事前調査・研究
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(実施回/ Week)
8-13
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(内容/ Contents)
学生による中間発表(終章相当部分:結論)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
事前調査・研究
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(実施回/ Week)
14
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(内容/ Contents)
卒業研究報告会
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(授業時間外の学習/ Assignments)
報告の準備・振り返り
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(実施回/ Week)
15
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(内容/ Contents)
研究文集作成
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(授業時間外の学習/ Assignments)
文集作成準備
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1月に3年次生(専門演習1受講生)も交えた卒業研究報告会を実施する。 最後に卒業研究文集を作成する。
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
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平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)
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20%
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出席だけでなく,事前準備(参考文献・参考資料の精読,分析),質疑応答,議論の様子など総合的に評価する。
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期末レポート試験・論文
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60%
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卒業研究の提出,発表。 専門演習2および3を通して,中間発表を5回行うこと。 1月開催予定の卒業研究報告会で必ず発表すること。
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クラスで発表など
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20%
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中間報告として準備,作成したレジュメの完成度,報告・発表の様子,質疑応答の状況等を総合的に評価する(レジュメは必ず報告1週間前迄に提出してもらう)。
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卒業研究(論文)を指定期限(12月17日(木)午後5時)までに教務センターGC学部窓口に提出しなかった場合は,専門演習3の単位を付与しない。
<参考文献/Reference Book>
各自が研究テーマに即して作成した参考文献リストにもとづく。
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