2020年度

＜概要/Course Content Summary＞

【キーワード】演習，発表　
【内容】1クラス10人程度のクラス編成とし，留学体験の定着を目指す。授業では，まず1年間のStudy Abroadで得た経験および成果を，各人が発表した後，全員で話し合ってその意味を問い直す。この議論を通して，社会のグローバル化が進展する中で，現在の中国あるいは日本と中国の間に，どのような問題が存在するか，我々はその問題に，コミュニケーションを手がかりにしてどのように関わりうるかについて，考察を深めることを目標にする。自らの関心の有りどころを探り，専門演習 2，3への備えとしたい。　
　
【授業の進め方】学生はそれぞれ関心を持つ課題について文献調査などを行い，その結果を順次報告する。毎回の報告内容についてゼミ生全員で議論し，知識を共有するとともに意見交換・議論のスキルを訓練する。専門演習2，3で執筆する卒業研究のテーマを決める。

＜到達目標/Goals,Aims＞

学生は，中国語圏の言語，文化，社会，歴史等についてさらに踏み込んだ知識を身につけると共に，発表を通じて問題意識を涵養し，研究テーマの設定や資料の収集と分析，レポートの作成法，さらにプレゼンテーションの方法等を習得することができる。また，Study Abroadの体験や成果を，ディスカッションなどを通して定着させることも目標とする。

＜授業計画/Schedule＞

＜成績評価基準/Evaluation Criteria＞

1回目の授業の際にSA報告会の感想文（中国語で300字以上）を提出すること。なお，欠席者はSA報告書（中国語で2，000字以上）を作成し，提出すること。評価を平常点の一部に組み入れる。

＜参考文献/Reference Book＞

教室で指示するほか，必要に応じて紹介する。