シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


11922054-001 

△専門演習1-1
Specialized Seminar 1-1
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  演習/Seminar

  内田 尚孝

<概要/Course Content Summary>

【キーワード】演習,プレゼンテーション,中国,中華,台湾,日中関係,レジュメ,報告,議論 
 
【目標・内容】1クラス10人程度のクラス編成とし,留学体験の定着を目指します。授業では,まず1年間のStudy Abroadで得た経験および成果を,各人が発表した後,全員で話し合ってその意味を問い直します。この議論を通して,社会のグローバル化が進展する中で,現在の中国あるいは日本と中国の間に,どのような問題が存在するか,我々はその問題に,コミュニケーションを手がかりにしてどのように関わりうるかについて,考察を深めることを目標にします。自らの関心の有りどころを探り,専門演習 2・3への備えとします。 
 
【授業の進め方】受講生は,まず1年間のStudy Abroadを通してとくに関心を抱いた中国および中国語圏に関する事象を確認します。次に,それらの事象を扱った(あるいは関連する)論文や書籍を熟読するとともに,関連文献の調査,各種資料調査などを行い,その結果を順次報告します。毎回の報告内容について受講生全員で議論し,知識を共有するとともに意見交換・議論のスキルを訓練します。 
具体的には,担当者によるレジュメ報告,これを受けての議論という形で進めます。 
内容は以下の二本立てです。 
①現代中国語圏の諸事象(とくにグローバル化に留意)に関する専門書を講読し,レジュメ報告,議論を行います。 
②報告担当者が関心に応じて中国語圏に関連する新聞記事を選定し,レジュメ報告を行います。 
なお,全員必ず担当者としてレジュメ報告(複数回)をしてもらいます。

<到達目標/Goals,Aims>

Study Abroadで得た経験や成果の熟成および相対化,客観化を図ります。その中で,中国語圏の政治,外交,経済,社会,文化,歴史等について基礎演習3よりさらに踏み込んだ知識や考察力を身につけるとともに,発表を通じて問題意識を涵養し,資料の調査方法,レポートの作成法,プレゼンテーションの方法等を習得することができるようになります。また,専門演習2および専門演習3で取り組む卒業研究に向けた準備を整えます。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) イントロダクション  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(詳細は授業時に指示) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) SAを通して得た経験や成果の共有,知識の共有と課題の設定  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(詳細は授業時に指示) 
(実施回/ Week) 3-7  (内容/ Contents) 学生による発表  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(詳細は授業時に指示) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 中間のまとめ  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(詳細は授業時に指示) 
(実施回/ Week) 9-14  (内容/ Contents) 学生による発表  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(詳細は授業時に指示) 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 総括  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(詳細は授業時に指示) 

1月に専門演習3受講生(4年次生)による卒業研究報告会を開催しますので,必ず出席してください。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  40%  出席だけではなく,事前準備(論文・書籍の精読と各自の調査),質疑応答,議論の様子などを総合的に評価する。 
クラスで発表など  60%  レジュメの完成度,報告・発表の様子,質疑応答の状況等を総合的に評価する(レジュメは必ず報告1週間前迄に提出してもらう)。 

1回目の授業の際にSA報告会の感想文(中国語で300字以上)を提出すること。なお,欠席者はSA報告書(中国語で2,000字以上)を作成し,提出すること。評価を平常点の一部に組み入れる。

<テキスト/Textbook>

講読する書籍については授業開始前(7月下旬を予定)に別途指示する。 
テキストは,事前に熟読のうえ,必ず持参して授業に臨むこと。

<参考文献/Reference Book>

授業時に適宜紹介する。

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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