シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


11911206-002 

△Special Topics in Global Issues-2
Special Topics in Global Issues-2
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  BETTINA GILDENHARD

<概要/Course Content Summary>

本講義のテーマは「人の国際移動(migration)」です。移民・難民・出稼ぎ労働者など ― 国境を越えた移動には,様々な態様や背景があり,グローバリゼーションはその原因でも,結果でもあります。授業では,国際移動研究(migration studies)の理論を学ぶことを通じて,国際移動が出身国と受け入れ国に及ぼす影響についての理解を深めます。世界中の国際移動のみならず,日本における外国人受け入れ政策や多文化共生の現状も多角的に見ていきます。受講生による発表や議論も行うので,積極的な参加が求められています。講義は英語と日本語で行います。

<到達目標/Goals,Aims>

受講生が国際移動や日本における多文化共生について,理解を深めるようになります。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) 導入:グローバリゼーションとマイグレーション 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 各自で検索・調査 (1時間) 
(実施回/ Week) 第2回  (内容/ Contents) 日本と移民 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 各自で検索・調査 (1時間) 
(実施回/ Week) 第3回  (内容/ Contents) 日本における国際化と多文化共生 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 資料を読み,各自で検索・調査 (1時間) 
(実施回/ Week) 第4回  (内容/ Contents) キーワードの検討(1):「多文化主義」,「多文化共生」  (授業時間外の学習/ Assignments) 資料を読み,各自で検索・調査 (1時間) 
(実施回/ Week) 第5回  (内容/ Contents) EUと移民 
いわゆる「難民危機」 
(授業時間外の学習/ Assignments) 資料を読み,各自で検索・調査 (1時間) 
(実施回/ Week) 第6回  (内容/ Contents) キーワードの検討(2):「同化」,「統合」  (授業時間外の学習/ Assignments) 資料を読み,各自で検索・調査 (1時間) 
(実施回/ Week) 第7回  (内容/ Contents) 統合施策 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 資料を読み,各自で検索・調査 (1時間) 
(実施回/ Week) 第8回  (内容/ Contents) ドイツとフランスにおけるスカーフ論争 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 資料を読み,各自で検索・調査 (1時間) 
(実施回/ Week) 第9回  (内容/ Contents) キーワードの検討(3):「国民国家」  (授業時間外の学習/ Assignments) 資料を読み,各自で検索・調査 (1時間) 
(実施回/ Week) 第10回  (内容/ Contents) 国際移動の人類学  (授業時間外の学習/ Assignments) 資料を読み,各自で検索・調査 (1時間) 
(実施回/ Week) 第11回  (内容/ Contents) キーワードの検討(4):「transnationalism」  (授業時間外の学習/ Assignments) 資料を読み,各自で検索・調査 (1時間) 
(実施回/ Week) 第12回  (内容/ Contents) 多文化社会における教育 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 資料を読み,各自で検索・調査 (1時間) 
(実施回/ Week) 第13回  (内容/ Contents) 異文化理解とは何か  (授業時間外の学習/ Assignments) 小論文準備/30分 
(実施回/ Week) 第14回  (内容/ Contents) 小論文準備  (授業時間外の学習/ Assignments) 小論文準備/30分 
(実施回/ Week) 第15回  (内容/ Contents) 総括  (授業時間外の学習/ Assignments) 小論文準備/30分 

受講生数,受講生のレベルによっては,授業計画を変更する可能性がある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  10%  講義内容に関するコメント,質問の提出 
期末レポート試験・論文  30%  講義と関連している,各自で選んだテーマに関するレポート(30点) 
提出物  60%  3回(3×20点)講義で扱った内容に関して課題を出します。具体的な課題は講義中に指示します 

積極的な参加が求められている

<参考文献/Reference Book>

川村千鶴子/近藤敦/中本博皓(編著)  『移民政策へのアプローチ-ライフサイクルと多文化共生-』3 (明石書店、2013)ISBN:978-4-7503-2999-4 同じ著者による図書が他にも多数ありますので,それも参考にしてください。 
 

Gabriele Vogt, Glenda Roberts (ed) , Migration and Integration - Japan in Comparative Perspective ,  1 .   (Iudicium Verlag, 2011) .  ISBN:978-3-86205-054-3 

 

購入する必要はありません。図書館にあります。

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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