シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


11900002-004 

Seminar Project-4
Seminar Project-4
4単位/Unit  通年/All year  京田辺/Kyotanabe  演習/Seminar

  BETTINA GILDENHARD

<概要/Course Content Summary>

【テーマ】外国にルーツを持つ子ども支援プロジェクト 
【概要】 
グルーバル化が進んでいる中,日本でも外国籍住民が増えている。本プロジェクトは彼らの子どもを支援することを目的としている。外国にルーツを持つ,いわゆる「マルティカルチュラルな子ども」はどのような問題に直面しているのだろうか。日本での生活に馴染んでもらうために,どうしたらいいだろうか。春学期には,まず支援団体にコンタクトを取る。現場を知り,当事者のニーズを把握するために,定期的に支援活動に参加して,経験を積み,関係者にインタビューする。秋学期に春学期の活動を踏まえて,イベントを企画・実施する。参加・協働・創造というプロセスを通して,「多文化共生」についての理解を深める。 
 
じっさいに大学の外での活動も含まれる以上,各自が責任感を持って与えられた役割を果たさなくてはならない。この科目を登録するには,受講生一人ひとりがプロジェクトという小さな社会を構成する一員だという自覚,またプロジェクト遂行を通じて「学生さん」から「社会人」へと脱皮していく覚悟が必要です。 

<到達目標/Goals,Aims>

学生はそれぞれの語学力や専門知識を生かしつつ,互いに協力して一つのプロジェクトを完成させることにより,この学部が育成しようとしている,facilitator,negotiator,administratorとしての実践的・総合的能力を,実地での経験を通して身に付けることができる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) オリエンテーション  (授業時間外の学習/ Assignments) 各自自覚を高める/30分 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) プロジェクトに関するブレーンストーミング  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題に関するリサーチ/60分 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) プロジェクトに関するブレーンストーミング  (授業時間外の学習/ Assignments) 課題に関するリサーチ/60分 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) コンタクト先を決める 
グループ分けなど 
(授業時間外の学習/ Assignments) 課題に関するリサーチ/60分 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) グループ作業 
外国にルーツを持つ子どもついて学ぶ① 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 各自,分担した役割を実行/60分 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) グループ作業 
外国にルーツを持つ子どもついて学ぶ② 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 各自,分担した役割を実行/60分 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) グループ作業 
グループ発表の準備① 
(授業時間外の学習/ Assignments) 自分には何ができるかを考える/60分 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) グループ作業 
グループ発表の準備②:発表のためのスライド作成 
(授業時間外の学習/ Assignments) 自分には何ができるかを考える/60分 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 発表:相互批判,  (授業時間外の学習/ Assignments) 自分には何ができるかを考える/60分 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) インタビュー実施,その報告①  (授業時間外の学習/ Assignments) 自分には何ができるかを考える各自,分担した役割を実行/60分 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) インタビュー実施,その報告②  (授業時間外の学習/ Assignments) 各自,分担した役割を実行/60分 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) インタビュー実施,その報告③ 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 各自,分担する役割を実行 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) イベント内容を決める 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) プロジェクトを振り返り,グループ・ディスカッションの準備(1時間) 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 中間発表準備  (授業時間外の学習/ Assignments) 中間発表の準備/60分 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 中間発表会  (授業時間外の学習/ Assignments) まず自分の役割について反省/30分 
(実施回/ Week) 16  (内容/ Contents) イベント実施にむけての準備: 
グループ分け 
(授業時間外の学習/ Assignments) 各自,分担した役割を実行/60分 
(実施回/ Week) 17  (内容/ Contents) 第一イベント実施にむけての準備①:グループごとの話し合い  (授業時間外の学習/ Assignments) 各自,分担した役割を実行/60分 
(実施回/ Week) 18  (内容/ Contents) 第一イベント実施にむけての準備②:グループごとの話し合い  (授業時間外の学習/ Assignments) 各自,分担した役割を実行/60分 
(実施回/ Week) 19  (内容/ Contents) 第一イベントの実施  (授業時間外の学習/ Assignments) 各自,分担した役割を実行/60分 
(実施回/ Week) 20  (内容/ Contents) 第二イベント実施にむけての準備①:グループごとの話し合い  (授業時間外の学習/ Assignments) 各自,分担した役割を実行/60分 
(実施回/ Week) 21  (内容/ Contents) 第二イベント実施にむけての準備②:グループごとの話し合い  (授業時間外の学習/ Assignments) 各自,分担した役割を実行/60分 
(実施回/ Week) 22  (内容/ Contents) 第二イベントの実施  (授業時間外の学習/ Assignments) 各自,分担した役割を実行/60分 
(実施回/ Week) 23  (内容/ Contents) 成果物に関する話し合い  (授業時間外の学習/ Assignments) 各自,分担した役割を実行/60分 
(実施回/ Week) 24  (内容/ Contents) 成果物の作成①  (授業時間外の学習/ Assignments) イベントの意義を振り返り,理論武装する/60分 
(実施回/ Week) 25  (内容/ Contents) 成果物の作成②  (授業時間外の学習/ Assignments) イベントの意義を振り返り,理論武装する/60分 
(実施回/ Week) 26  (内容/ Contents) 最終発表会の準備①  (授業時間外の学習/ Assignments) 各自,分担された役割を実行(1時間)/60分 
(実施回/ Week) 27  (内容/ Contents) 最終発表会の準備②  (授業時間外の学習/ Assignments) プロジェクトを振り返り,グループ・ディスカッションの準備/60分 
(実施回/ Week) 28  (内容/ Contents) 最終発表会の準備③  (授業時間外の学習/ Assignments) 最終発表会に向けた練習/30分 
(実施回/ Week) 29  (内容/ Contents) 最終発表会  (授業時間外の学習/ Assignments) 最終発表の準備/60分 
(実施回/ Week) 30  (内容/ Contents) プロジェクト全体の総括  (授業時間外の学習/ Assignments) 4年間の学習成果として相応しいものだったか考える/60分 

協力団体の都合により,変更する可能性がある。それにともなって,授業計画が変更されることもある。またプロジェクト参加学生の習熟度に応じて,授業進度は変更になることもある

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  20%  プロジェクトへの貢献度,クラスでの参加度などを総合的に評価する。 
小レポート(ポートフォリオ)  40%  毎週の活動の記録としてポートフォリオを作成する。所定の項目に関して,自らの活動を客観的に分析し,記述できているかを評価の対象とする。詳細は授業中に指示する。 
期末レポート  30%  学年末に1年間の活動を振り返り,レポートを作成する。所定の項目に関して自らの活動を客観的に分析し,記述できているかを評価の対象とする。詳細は授業中に指示する。 
クラスで発表など  10%  全クラスが集まって,中間発表会,最終発表会を行う。各自が発表で与えられた役割を果たしているかを評価の対象とする。 

<参考文献/Reference Book>

近藤ブラウン,坂本  『親と子をつなぐ継承語教育-日本・外国にルーツを持つ子ども-』(くろしお出版、2019)図書館にあります。 
 

 

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