2020年度

＜概要/Course Content Summary＞

【テーマ】フェアトレード推進プロジェクト～私達が今考える，新公正取引スタイル～　
　
【概要】4年間の学びの総括として，学生自身が模擬国際会議や文化交流等のプロジェクトを企画・立案・運営する。クラスはコース横断的な編成であり，英語・中国語・日本語コースの学生がそれぞれの語学力や専門知識を生かしつつ，協力して一つのプロジェクトを完成させる。本学部が育成しようとしている，facilitator，negotiator，administratorとしての実践的・総合的能力を，実地経験を通して身につけることが目的である。　
　
フェアトレード（発展途上国の製品を適正な価格で購入することにより，発展途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す）に関する現状を，親しみやすい形で発信し，学生及び地域住民の理解を深めることにより，日本（関西）におけるフェアトレードの普及，発展途上国支援を目指す。そのために，どのようなフェアトレード製品を取り扱い，どのような支援活動を展開していくかを学内外でリサーチし，具体的なイベントにつなげていく。フェアトレード製品の購入・販売だけではなく，フェアトレード製品を材料に服やオリジナル小物をデザイン・作製，ファッションショーの開催やバザー・フリーマーケットへの出店，さらにはフェアトレード食材を使用した料理教室の開催を視野に入れる。　
　
グローバル社会における格差・労働・環境等の問題に関わり合いながら，facilitator，negotiator，administratorとしての実行力を磨くことができるプロジェクトである。メンバー全員がアイディアを出し合い，協力・連携してプロジェクトを遂行していく。責任感を持って役割を果たすことができるメンバーの参加を強く希望する。　
　

＜到達目標/Goals,Aims＞

学生はそれぞれの語学力や専門知識を生かしつつ，互いに協力して一つのプロジェクトを完成させることにより，この学部が育成しようとしている，facilitator，negotiator，administratorとしての実践的・総合的能力を実地での経験を通して身につけることができる。

＜授業計画/Schedule＞

イベント実施時期については，変更する可能性がある。それにともなって，授業計画が変更されることもある。

＜成績評価基準/Evaluation Criteria＞