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※学期中に内容が変更になることがあります。 | |||||
2020年度
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<概要/Course Content Summary> 解放後在日朝鮮人関連資料(史料)をモノグラフ的アプローチから取り上げ,日本と朝鮮の関係史にかかわる論点への接近方法を知り,それらの論点の読み方,論じ方,広げ方を学ぶ。本授業では,SCAP占領期(1945-1952年)における在日朝鮮人の地位をめぐる議論に焦点を当てながら,(1)当該時期の占領軍および日本の行政文書,(2)SCAP占領期の法適用に関わる資料及びこれらを扱った研究(国際法,国内法)について検討を進める。特に今年度の授業では1949年朝連解散指定に関わる関連資料(史料)を扱っていく。 <到達目標/Goals,Aims> 日朝関係の歴史論=日朝関係史論を学ぶ意義は,単に日本と朝鮮の関係史にかかわる論点を整理し,それを学ぶことだけにとどまらない。むしろそれらの論点がどのように広がっていくのか,またはそれらをどのように広げていくのかを学ぶことこそが重要である。本授業の到達目標は,在日朝鮮人史研究,さらに日朝関係史の中で生み出された論点をその固有の研究領域に位置付けることにとどまらず,近現代の歴史論そのものをどのように揺るがすのか,どのように再検討を迫るのかを考え,議論することである。(こうした問題意識は,例えば社会学者のジグムンド・バウマンが『近代とホロコースト』において,ホロコースト研究がホロコースト研究というボックスに閉じ込められ,社会学の基本理論を揺るがさない程度にしかそれを許容されていないことを批判した点と通底する) <授業計画/Schedule>
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
<テキスト/Textbook> オリエンテーション時に指示し,資料を適宜配布する。 <参考文献/Reference Book> 参考文献について,オリエンテーション時に指示る。 |
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お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
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