シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


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△犯罪心理学特論(司法・犯罪分野に関する理論と支援の展開)
Advanced Studies in Criminal Psychology (Support Theory and Applications in Forensics and Criminology Area)
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  毛利 真弓

<概要/Course Content Summary>

本特論では,以下の内容を学び,司法・犯罪分野に関わる公認心理師の実践について必要な知識と技法を修得することを目指す。 
1.非行・犯罪領域における心理職の役割と面接の実際 
2.非行・犯罪者を対象とした面接・介入に必要な知識と基本的技能 
3.犯罪被害者や子どもを対象とした面接に必要な知識と基本的技能 

<到達目標/Goals,Aims>

学生は以下のことができるようになる。 
1.非行・犯罪者の処遇制度や家事事件の概要について説明できるようになる。 
2.RNR原則を理解し,心理支援対象者の特性に合わせた非行・犯罪者への治療教育について説明・実践できるようになる。 
3.犯罪被害者や犯罪に巻き込まれた子どもに対する支援制度と面接のあり方について説明できるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 犯罪の定義と司法・犯罪臨床領域における心理職の役割  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業資料,参考文献による復習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 非行・犯罪者の処遇制度概要  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業資料,参考文献による復習(2時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) アセスメントと動機付け① 非行・犯罪者に対する面接  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業資料,参考文献による復習(2時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) アセスメントと動機付け② リスクアセスメント  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業資料,参考文献による復習(2時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) アセスメントと動機付け③ 総合的アセスメントとケースフォーミュレーション  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業資料,参考文献による復習(2時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) アセスメントと動機付け④ 総合的アセスメントとケースフォーミュレーション  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業資料,参考文献による復習(2時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) アセスメントと動機付け⑤ 動機づけ面接の基礎  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業資料,参考文献による復習(2時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 介入の実際① RNR原則:自己統制モデルと認知行動療法  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業資料,参考文献による復習(2時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 介入の実際② その他の介入モデル  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業資料,参考文献による復習(2時間) 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 介入の実際③ グループワーク  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業資料,参考文献による復習(2時間) 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 介入の実際④ 自助グループと治療共同体  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業資料,参考文献による復習(2時間) 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 介入の実際⑤ 犯罪からの回復・離脱とは  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業資料,参考文献による復習(2時間) 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 支援の実際① 被害者の心理と支援  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業資料,参考文献による復習(2時間) 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 支援の実際② 被害からの回復とは  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業資料,参考文献による復習(2時間) 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 支援の実際② 子どもに対する司法面接  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業資料,参考文献による復習(2時間) 

受講者と相談の上,授業計画を変更する可能性がある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  40%   
クラスで発表など  30%  自分なりの意見や疑問を持ち,クラスで表現できているかどうか 
クラスへの貢献度  30%  ディスカッションへの参加,貢献度 

<参考文献/Reference Book>

参考文献は随時,講義者の方から知らせる。

<備考/Remarks>

「見る」「聴く」「話す」「四肢を使って作業する」など,心身の機能障がいのため「社会的障壁」となる内容につ いては,「合理的配慮」として代替措置をとることが可能なものもあります。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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