シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


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△バリアフリーの心理学特論(福祉分野に関する理論と支援の展開)
Advanced Studies in Psychology for Barrier Free (Support Theory and Applications in Social Wellfare Area)
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  武藤 崇

<概要/Course Content Summary>

いわゆる「障害」を新たな視点から捉えるために「バリア(障壁)」という概念を導入し,その援助・支援の可能性を再考することを目的とする。また,福祉分野に関わる公認心理師の実践についても,具体的に紹介する。 

<到達目標/Goals,Aims>

クライエントの「障害」に対する認識をラディカルに捉え直すことができるようになり,公認心理師に必要な視点を身につけることができる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) WHOの国際生活分類(ICF)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の予習(2時間) 
(実施回/ Week) 第2回  (内容/ Contents) ICF,ICD,DSM,そしてRDoC  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の予習(2時間),復習(2時間) 
(実施回/ Week) 第3回  (内容/ Contents) 視覚障害の支援とその実践  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の予習(2時間),復習(2時間) 
(実施回/ Week) 第4回  (内容/ Contents) 聴覚障害の支援とその実践  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の予習(2時間),復習(2時間) 
(実施回/ Week) 第5回  (内容/ Contents) 言語障害(特に,吃音・流暢性障害)の支援とその実践  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の予習(2時間),復習(2時間) 
(実施回/ Week) 第6回  (内容/ Contents) 身体障害(特に,脳性マヒ)の支援とその実践  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の予習(2時間),復習(2時間) 
(実施回/ Week) 第7回  (内容/ Contents) 知的障害の支援とその実践  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の予習(2時間),復習(2時間) 
(実施回/ Week) 第8回  (内容/ Contents) 情緒障害の支援とその実践 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 授業の予習(2時間),復習(2時間) 
(実施回/ Week) 第9回  (内容/ Contents) 注意欠陥多動性障害の支援とその実践 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 授業の予習(2時間),復習(2時間) 
(実施回/ Week) 第10回  (内容/ Contents) 自閉スペクトラム症の支援とその実践  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の予習(2時間),復習(2時間) 
(実施回/ Week) 第11回  (内容/ Contents) 統合失調症の支援とその実践  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の予習(2時間),復習(2時間) 
(実施回/ Week) 第12回  (内容/ Contents) 慢性疼痛の支援とその実践 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 授業の予習(2時間),復習(2時間) 
(実施回/ Week) 第13回  (内容/ Contents) 生活不活発病の支援とその実践  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の予習(2時間),復習(2時間) 
(実施回/ Week) 第14回  (内容/ Contents) 認知症の支援とその実践  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の予習(2時間),復習(2時間) 
(実施回/ Week) 第15回  (内容/ Contents) 認知症介護家族への支援とその実践  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の予習(2時間),復習(2時間) 

受講者と相談の結果,授業計画を変更する可能性がある。 
なお,本シラバスの「障害」という表記は,その概念を批判的に捉えるために,敢えて当該の漢字を使用している。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  75%  積極的な発言 
期末レポート試験・論文  25%  講義内容を踏まえ,自分で検索・選択した学術論文を批評する 

より生産的なコメントを創出することが評価される

<備考/Remarks>

1)「見る」「聴く」「話す」「四肢を使って作業する」など,心身の機能障がいのため「社会的障壁(バリア)」となる内容が含まれている場合があります。そのような場合,「合理的配慮」として,代替措置をとることが可能なものもあります。 
2)毎回,テーマについて,受講生全員で,討議します。 
3)学期中, 1人 1回以上,全体の前で,授業に関連する研究報告することを評価対象とします。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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