<概要/Course Content Summary>
喜怒哀楽という言葉は,古くから人間の感情を的確に表現するものとして日常生活で多用されている。また,嬉しい・悲しいといった言葉も日常の会話で頻繁に出現する。このように,人間が様々な環境下で適応し,生きていく中で感情は必要不可欠な存在であるが,心理学的に研究が始まったのは,驚くことについ最近である。本講義では,感情に関する諸理論や感情喚起の機序の解説からはじめ,感情が行動に及ぼす影響を,事例も含めて多角的な観点から論じる。また,感情を持続時間の観点から捉えた人格の概念および形成過程や,人格の類型や特性等についても論じたい。学期中,何度か映像を視聴することがある。総合的な理解のため,本講義に加えてパーソナリティ心理学を受講することが望ましい。
<到達目標/Goals,Aims>
主に人間の感情に関する諸側面を学習することにより,感情の総合的理解ができるようになる。
<授業計画/Schedule>
(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
1
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(内容/ Contents)
感情の定義と進化
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(授業時間外の学習/ Assignments)
配布資料や参考書を用いて復習(1時間)
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(実施回/ Week)
2
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(内容/ Contents)
感情喚起の諸理論と機序
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(授業時間外の学習/ Assignments)
配布資料や参考書を用いて復習(1時間)
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(実施回/ Week)
3
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(内容/ Contents)
表情,声,文化差1
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(授業時間外の学習/ Assignments)
配布資料や参考書を用いて復習(1時間)
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(実施回/ Week)
4
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(内容/ Contents)
表情,声,文化差2
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(授業時間外の学習/ Assignments)
配布資料や参考書を用いて復習(1時間)
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(実施回/ Week)
5
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(内容/ Contents)
感情と認知1
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(授業時間外の学習/ Assignments)
配布資料や参考書を用いて復習(1時間)
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(実施回/ Week)
6
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(内容/ Contents)
感情と認知2
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(授業時間外の学習/ Assignments)
配布資料や参考書を用いて復習(1時間)
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(実施回/ Week)
7
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(内容/ Contents)
感情と神経基盤
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(授業時間外の学習/ Assignments)
配布資料や参考書を用いて復習(1時間)
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(実施回/ Week)
8
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(内容/ Contents)
感情と発達1
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(授業時間外の学習/ Assignments)
配布資料や参考書を用いて復習(1時間)
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(実施回/ Week)
9
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(内容/ Contents)
感情と発達2
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(授業時間外の学習/ Assignments)
配布資料や参考書を用いて復習(1時間)
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(実施回/ Week)
10
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(内容/ Contents)
人間関係と感情
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(授業時間外の学習/ Assignments)
配布資料や参考書を用いて復習(1時間)
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(実施回/ Week)
11
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(内容/ Contents)
感情と病理1
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(授業時間外の学習/ Assignments)
配布資料や参考書を用いて復習(1時間)
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(実施回/ Week)
12
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(内容/ Contents)
感情と病理2
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(授業時間外の学習/ Assignments)
配布資料や参考書を用いて復習(1時間)
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(実施回/ Week)
13
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(内容/ Contents)
感情とウェルビーイング
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(授業時間外の学習/ Assignments)
配布資料や参考書を用いて復習(1時間)
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(実施回/ Week)
14
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(内容/ Contents)
人格の概念及び形成過程とその類型と特性
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(授業時間外の学習/ Assignments)
配布資料や参考書を用いて復習(1時間)
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(実施回/ Week)
15
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(内容/ Contents)
まとめ
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(授業時間外の学習/ Assignments)
配布資料や参考書を用いて総合的に復習(1時間)
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諸般の事情により,授業計画が変更される可能性がある。
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
期末レポート試験
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30%
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期末にレポート試験を課す。
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提出物
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70%
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毎回の講義において,〆切を定めた上で提出物を課す。
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特記事項
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授業で募集する実験・調査などへの参加による学習もしくは,それに替わる課題により総合的に判断し,評価に加味する場合がある。
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毎回の授業において,その回の内容の理解度を確認する提出物を求める。期末レポート試験においては,本講義の総合的理解度を確かめることができるようなレポートを課す。 提出物はe-class上で提出する。〆切時刻を過ぎてから,直接電子メイルで送付しても受理できないので注意すること。講義時間内にネット環境等のトラブルによって教材にたどり着けない場合は,ITサポートオフィスに相談するなどして,トラブルに見舞われている事実を後になって確認できるような対処をすること。
<成績評価結果/Results of assessment>
成績評価の見方について/Notes for assessment
登録者数 |
成績評価(%) |
評点 平均値 |
備考
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A |
B |
C |
D |
F |
他 |
220 |
35.9 |
30.0 |
13.2 |
5.0 |
15.9 |
0.0 |
2.7 |
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<参考文献/Reference Book>
<備考/Remarks>
「見る」「聴く」「話す」「四肢を使って作業する」など,心身の機能障がいのため「社会的障壁」となる内容が含まれる場合がありますが,「合理的配慮」として代替措置をとることが可能なものもあります。
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