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2020年度
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<概要/Course Content Summary> 行動成立の背景には神経系の活動がある。生理心理学は行動を神経系の活動によって説明しようとする実験心理学の一分野である。本講義ではまず脳神経系の構造および機能に関する基本的な知識について解説する。その後,学習や記憶,感情などの生理学的反応の機序,またこれらの高次脳機能の障害の概要,脳内報酬系に関連する行動,時間に関連する行動などをとりあげ,これらの行動がどのような神経系の働きによって成立しているのかについて解説する。扱う行動は様々だが,その背後には共通した生理心理学的な問題設定の仕方や手法がある。講義全体を通じてこれらの側面に対する理解を深め,自らの研究テーマを生理心理学的な視点からとらえられるようになってほしい。 <到達目標/Goals,Aims> 神経系の基本的な機能や構造を理解し,行動を「文学的」にではなく,生物のしくみに基づいた現象としてとらえる視点を持てるようになる。 <授業計画/Schedule>
授業計画は授業の進展状況などに応じて変更になる場合もある。 <成績評価基準/Evaluation Criteria>
<成績評価結果/Results of assessment> 成績評価の見方について/Notes for assessment
<テキスト/Textbook>
<参考文献/Reference Book>
<備考/Remarks> 実験心理学(実験計画)と学習心理学(主に条件づけ)の基本的な知識があると理解が進みやすいです。さらに,認知科学,生理学,解剖学(主に神経系),分子生物学などの基本的な知識を吸収するように常に努めてください。基礎系心理学だけでなく,臨床心理学を志す方の受講も特に強く奨めます。「文系だから」という自己規制はやめましょう。かたくなな,偏った見方以外,そこからは何も生まれません。私自身高校では生物も化学も物理も数学も,必修の内容以上の勉強はしていない,バリバリの「文系」です。少しの我慢が必要ですが(特に前半),心や行動を不思議だと思っている人になら誰にでも,興味深い内容であるはずだと思います。 |
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お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
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