シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


11700002-002 

△心理学概論(2)-2
General Psychology (2)-2
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  藤村 友美

<概要/Course Content Summary>

本講義では,人の心と行動がどのように発達していくのか(発達心理学の視座),個々人のパーソナリティや知能とはなにか(個人差心理学の視座),うつ病や不安障害,人格障害などの精神疾患・障害(異常心理学,精神病理学の視座),ストレスと心身健康のかかわり(健康心理学,心身医学,行動医学の視座),心理療法,人間関係や集団の力(社会心理学の視座)についての基礎知識を学習する。受講生には,講義で解説する事柄に加えて,指定教科書や授業中に紹介する図書などを読解・自習することを求める。

<到達目標/Goals,Aims>

・心理学の基礎知識や基礎概念を理解し説明できるようになる。 
・心理学を含む科学的な観点で人間を理解し考察できるようになる。 

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) イントロダクション:心理学への招待  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容とテキスト1章から7章の復習(3時間)と8章の予習(1時間)  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 発達(1)受精から乳児まで  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容とテキスト8章の復習(2時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 発達(2)幼児から青年期まで  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容とテキスト8章の復習(2時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 発達(3)成人期から高齢期まで  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容とテキスト8章の復習(2時間),テキスト9章の予習(2時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) パーソナリティ  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容とテキスト9章の復習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 知能  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容とテキスト9章の復習(1時間),テキスト10章の予習(2時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 心と行動の正常と異常  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容とテキスト10章の復習(4時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) うつ病  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容とテキスト10章の復習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 不安障害,人格障害  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容とテキスト10章の復習(1時間),テキスト12章の予習(3時間) 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 情動とストレス  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容とテキスト12章の復習(2時間),テキスト11章の予習(2時間) 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 心理療法,心理学的介入(1):標準的なアプローチ  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容とテキスト11章の復習(3時間) 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 心理療法,心理学的介入(2):さまざまなアプローチ  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容とテキスト11章の復習(1時間),テキスト13章の予習(3時間) 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 社会心理学(1):自己と社会的認知  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容とテキスト13章の復習(1時間) 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 社会心理学(2):社会的影響力  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容とテキスト13章の復習(1時間) 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 社会心理学(3):人間関係  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容とテキスト13章の復習(1時間),テキスト8章から13章の復習(3時間) 

不定期に授業に関する資料を配布する。状況により授業計画の内容の順序または説明所要時間を変える可能性がある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  50%  毎回,出席確認を行う。講義内容に関する意見,疑問,質問などを提出してもらう。 
期末レポート  50%  授業の理解度をはかるためのレポート試験を実施する。 
心理学実験・調査への参加    国内外の心理学の授業では心理学実験・調査に参加する機会がある。参加するか否かは受講生の自由である。 

「心理学実験・調査への参加」またはその代替課題への取り組みを考慮して成績を算出する。

<テキスト/Textbook>

岡市廣成・鈴木直人(監修)  『心理学概論』第2版  (ナカニシヤ出版、2014)

 

<参考文献/Reference Book>

適宜指示する。

<備考/Remarks>

「見る」「聴く」「話す」「四肢を使って作業する」など,心身の機能障がいのため「社会的障壁」となる内容については,「合理的配慮」として代替措置をとることが可能なものもある。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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