シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


11655012 

△確率・統計基礎
Introduction to Probability and Statistics
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  津田 博史

<概要/Course Content Summary>

世の中の不確実性が増大していく中,適切な意思決定を行う上で確率・統計学を学習することの重要性が高まりつつある。不確実性のあるデータからその生成メカニズムの解明,および,新たな知見を得るためには,確率的なモデルを想定し,何らかの基準に基づいて評価し,適切なモデルの推定を行う必要がある。確率モデルを論ずる確率論とデータから適切な確率モデルを推定する統計学とは表裏一体であり,両方を理解してようやく意義がある。金融機関の研究所,シンクタンク,世界の金融の中心であるウォールストリートにおける研究・開発担当者としての経験に基づき,理論と実務の両面から,確率論と統計学の基礎を学ぶ。

<到達目標/Goals,Aims>

以下の項目について基本的問題が解けるようになる. 
確率・統計入門では,事象・集合の概念からはじめて確率論の基礎概念や確率変数の性質,確率分布を理解し,多次元の確率分布,および,確率過程論へとつながる条件付確率の基礎概念を理解することを目標とする。 
より具体的には 
(1)1変数確率関数,1変数確率密度 
(2)モーメント,特性関数, 
(3)ポアソン分布,正規分布, 
(4)2変数の同時確率分布,周辺確率分布 
(5)条件付確率の概念の理解し,基礎的な問題が解ける。 
 
 

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 場合の数と確率の概念  (授業時間外の学習/ Assignments) 演習問題を中心に復習をしっかりすること 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 確率変数の概念  (授業時間外の学習/ Assignments) 演習問題を中心に復習をしっかりすること 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 確率変数の特性値  (授業時間外の学習/ Assignments) 演習問題を中心に復習をしっかりすること 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ベイズの定理  (授業時間外の学習/ Assignments) 演習問題を中心に復習をしっかりすること 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 多次元の確率分布 (同時確率分布,周辺確率分布)  (授業時間外の学習/ Assignments) 演習問題を中心に復習をしっかりすること 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 条件付期待値  (授業時間外の学習/ Assignments) 演習問題を中心に復習をしっかりすること 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 確率変数の変数変換  (授業時間外の学習/ Assignments) 演習問題を中心に復習をしっかりすること 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) モーメント母関数  (授業時間外の学習/ Assignments) 演習問題を中心に復習をしっかりすること 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 標本と統計的推測  (授業時間外の学習/ Assignments) 演習問題を中心に復習をしっかりすること 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 点推定  (授業時間外の学習/ Assignments) 演習問題を中心に復習をしっかりすること 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 点推定  (授業時間外の学習/ Assignments) 演習問題を中心に復習をしっかりすること 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 最尤法と有効推定量  (授業時間外の学習/ Assignments) 演習問題を中心に復習をしっかりすること 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 最尤法と有効推定量  (授業時間外の学習/ Assignments) 演習問題を中心に復習をしっかりすること 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 最尤法と有効推定量  (授業時間外の学習/ Assignments) 演習問題を中心に復習をしっかりすること 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 総括  (授業時間外の学習/ Assignments) 演習問題を中心に復習をしっかりすること 

理解度に応じて講義内容のレベルを変更する可能性がある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

中間レポート  30%  授業で解説したのと同様の問題が解けるかを見る。 
期末レポート  30%  授業で解説したのと同様の問題が解けるかを見る。 
演習問題の提出  40%  演習問題の提出 

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
57 5.3 26.3 43.9 12.3 12.3 0.0 2.0

<参考文献/Reference Book>

薩摩順吉  『確率・統計』(岩波書店、1989)
 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
Copyright(C) 2020 Doshisha University All Rights Reserved. 無断転載を禁止します。