シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


11650061 

△環境物質科学Ⅱ
Environmental Material Science II
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  盛満 正嗣

<概要/Course Content Summary>

環境物質科学Ⅰで取り上げた環境問題に関わる物質について,これを分析するために用いられる機器分析を取り上げる。それぞれの分析技術について,原理,装置の構成と役割,定性・定量に用いられるパラメータと解析方法,環境分析における具体例などを講述する。教科書,e-classで配布する講義資料,分析装置と使用方法に関するビデオを用いる。毎回の講義内容に対して演習問題を行う。講義内容全体に対する期末評価を実施する。

<到達目標/Goals,Aims>

分析技術の原理や装置構成を十分に理解し,(1)どのような分析に対して有効であるか,(2)分析対象となる物質の組成・形態や,分析によって得られる情報が,分析方法によってどのように異なり,またどのように補完しあうことができるか,(3)それぞれの分析方法の限界はどのような点か,どのような理由によるかなど,分析方法の違いを説明できるようになることを目標とする.

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ガイダンス・環境分析試料の採取と前処理  (授業時間外の学習/ Assignments) 本科目を履修するうえでの注意事項の復習・講義内容の予習・復習,演習問題の復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) イオン電極法(Ⅰ)  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の予習・復習,演習問題の復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) イオン電極法(Ⅱ)・キャピラリー電気泳動法(Ⅰ)  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の予習・復習,演習問題の復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) キャピラリー電気泳動法(Ⅱ)  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の予習・復習,演習問題の復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 紫外可視吸光光度法  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の予習・復習,演習問題の復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 赤外分光分析法(Ⅰ)  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の予習・復習,演習問題の復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 赤外分光分析法(Ⅱ)  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の予習・復習,演習問題の復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 原子吸光分析法  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の予習・復習,演習問題の復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 原子発光分析法  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の予習・復習,演習問題の復習 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) ガスクロマトグラフィ  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の予習・復習,演習問題の復習 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 質量分析法(Ⅰ)  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の予習・復習,演習問題の復習 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 質量分析法(Ⅱ)  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の予習・復習,演習問題の復習 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) X線回折法(Ⅰ)  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の予習・復習,演習問題の復習 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) X線回折法(Ⅱ)・蛍光X線分析法(Ⅰ)  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の予習・復習,演習問題の復習 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 蛍光X線分析法(Ⅱ)  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の予習・復習,演習問題の復習 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

演習問題  50%  毎回の講義内容に対する理解度を評価する。 
期末評価  50%  講義内容全体に関する理解度を評価する。 

病気や事故などによって演習問題を期限までに提出できなかった場合は,事後できるだけ早く電子メールで届け出ること。届け出がない場合や,指定されたファイル形式で演習問題が提出されていない場合,提出されてもファイルが開けない場合などは,すべて演習問題未提出として取り扱う。   
単位取得のためには,すべての演習問題を指定された期限までに指定の方法で提出すること,及び期末評価を受けることが必須である。これらにおいて,自己の責任によるPCの不具合やインターネット接続の不具合などを理由とする抗弁は一切認めない。なお,期末評価は筆記形式又はレポート形式のいずれかで実施する。 
講義日程,演習問題,期末評価など講義に関する連絡は,e-classのメールおよびDUETのメッセージを使って行うので,必ず1日に1回は確認すること。これらの連絡を見ていなかったとする抗弁は一切認めない。

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
51 9.8 21.6 15.7 11.8 41.2 0.0 1.5

<テキスト/Textbook>

保母 敏行,小熊 幸一  『理工系 機器分析の基礎』初版  (朝倉書店、2003)

 

<参考文献/Reference Book>

庄野 利之,脇田 久伸  『入門機器分析化学』(三共出版、1988)
 

高田 芳矩,小熊 幸一他  『環境測定と分析機器』(日本環境測定分析協会、2003) 発売所:丸善 
 

Gary. D. Christian  『クリスチャン分析化学Ⅱ-機器分析編-』原著 第6版 (丸善、2005)
 

北森 武彦,宮村 一夫  『基礎化学コース 分析化学Ⅱ-分光分析-』(丸善、2002)
 

泉 美治,小川 雅彌 他  『機器分析のてびき(1)(2)(3)』第2版 (化学同人、1996)
 

R.A. デイ, Jr.,A.L. アンダーウッド  『定量分析化学』改訂版 (培風館、1982)
 

中原 勝儼  『分光測定入門-日本分光学会測定法シリーズ13-』(学会出版センター、1987)
 

<参照URL/URL>

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