シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


11645100 

△製図学
Mechanical Drawing
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

関野 恭平 越智 昭夫 清川 豊 洲崎 高志
小林 幸也 大見 康生 湯浅 元仁 中村 守正
田中 達也

<概要/Course Content Summary>

設計技術者にとって,図面は設計者から現場の製作者,組立者に自分の意志を正確に伝達する情報伝達手段である。ものづくりにおける技術者は,図面を読む力,図面を描く力を身につけておくことが要求とされる。 
本製図学においては,JIS機械製図における約束事である製図法や投影法を以下の課題を通じて実際に体験しながらその基礎知識を習得する。

<到達目標/Goals,Aims>

JIS機械製図における製図法や投影法の課題による実習授業を通じて,ものづくりにおける,図面を理解し,自ら図面を作成する力を身につけることが出来るようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ・製図の役割 図面のあらまし 線と文字  (授業時間外の学習/ Assignments) 関連図面の調査 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ・図形の表し方(投影法 投影図の表し方)  (授業時間外の学習/ Assignments) 関連図面の調査 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ・立体図(等角図 斜投影図)  (授業時間外の学習/ Assignments) 関連図面の調査 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ・補助となる図法(補助投影 部分投影 回転投影) 展開図  (授業時間外の学習/ Assignments) 関連図面の調査 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ・断面図(全断面 片側断面 部分断面 回転図示断面 階段断面)  (授業時間外の学習/ Assignments) 関連図面の調査 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ・図形の省略(対称図形 繰返し図形 中間部分の省略) 
・寸法の表し方1(種類 機能寸法 寸法記入の方法) 
(授業時間外の学習/ Assignments) 関連図面の調査 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ・特殊図示法(面と面が交接する部分 平面部分 リブ) 
・寸法の表し方2(形状を表す記号) 
(授業時間外の学習/ Assignments) 関連図面の調査 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ・寸法の表し方3(寸法記入上の注意事項)  (授業時間外の学習/ Assignments) 関連図面の調査 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ・ねじの製図(種類 図示法 ねじ部品の製図法)  (授業時間外の学習/ Assignments) 関連図面の調査 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) ・寸法公差およびはめあい(普通公差 数値による公差 はめあい方式)  (授業時間外の学習/ Assignments) 関連図面の調査 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) ・表面性状(表面粗さ 表面粗さの表し方)  (授業時間外の学習/ Assignments) 関連図面の調査 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) ・管継手の製図  (授業時間外の学習/ Assignments) 関連図面の調査 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) ・溶接(溶接の表し方) 材料記号  (授業時間外の学習/ Assignments) 関連図面の調査 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) ・板金の製図  (授業時間外の学習/ Assignments) 関連図面の調査 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) ・管継手の配管図  (授業時間外の学習/ Assignments) 関連図面の調査 

<用具>:製図用具(シャープペンシル 三角定規15cm コンパス テンプレート 字消し板) 
   同大枠入りトレーシングペーパ(A4サイズ) 
   方眼紙(A4サイズ) 
   斜眼紙(A4サイズ) 
 
<授業時間外の学習> 
△第1回目に配付する「予定表」に記載の《テキスト予習範囲》を良く読んでくる. 
△作成した課題の指摘された問題点をよく検討し,出来れば図を修正する.疑問点があれば次回に質問し,理解を深める. 
▲返却された提出物の問題点をよく検討し,図を修正・改善する.最終日に纏めて提出しなければならない.直前になって慌てないように,こまめに修正・改善しておくこと. 
☞以上,△は毎回,▲は課題が返却された回,すなわち予定表の「課題提出」欄に○のある回の翌週に行うべき事項を表す. 
※第1回目に,製図用文字の練習をするが,その文字を提出課題にはもちろん,毎回の練習課題の表題欄や図面に使用する.残念ながら,字が乱雑な作品が多い.図面では特に数字が重要な役割を担う.常に練習すべきで,何か数字を書く機会があれば,練習した製図用の数字を書くようにすること. 
※製図の決まり事を学習することも大事だが,製図では線の太い細いが重要であって,それを的確に描き分ける必要がある.線の太さの違いを筆圧の違いとしてはいけない.細い線も太い線も強さは同じである.細い線が弱い線になっている図面が多い. 
 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

実習評価  70%  15回中10回課題を提出し製図の習熟度合いを評価 
その他(出席)  30%  出席しかつ当日の実習課題完了者 

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
34 20.6 55.9 20.6 2.9 0.0 0.0 2.9

<テキスト/Textbook>

藤本元・御牧拓郎 監修  『初心者のための機械製図』 (森北出版、2010)

 

 

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