シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


11645041 

△化学システム工学実験Ⅱ
Experiments in Chemical Engineering and Materials Science II
3単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  実験/Experiment

土屋 活美 塩井 章久 橋本 雅彦 山本 大吾
森 康維 田村 隆 松本 道明 塚越 一彦
白川 善幸 竹中 壮 田原 義朗 下坂 厚子

<概要/Course Content Summary>

少人数のグループを編成し,化学システム工学全般にわたる講義内容にもとづいて,化学システム工学実験Ⅰと合わせて以下の全てのテーマについて測定・実験を実施する。各自で実験データの整理,結果に対する考察を報告書にまとめることにより,現象を把握,解析する能力とともに,結果の表現力をも養う。 
安全教育を全履修生に行い,毎回,授業計画記載の実験内容の1テーマについて実験を行う。実験テーマ3回毎に,実験の意義等の事前説明と,レポートに対する講評を行う。最終回には,各グループ毎に実験に関する発表を行う。 
履修計画の詳細は,初回ガイダンス時に説明する。

<到達目標/Goals,Aims>

(1)化学工学を学んだものが知っておくべき基本的な実験手法を修得できる。 
(2)基礎的なデータ解析手法を身につけることができる。 
(3)科学的,工学的なレポートの書き方を身につけることができる。 
(4)物質移動,熱移動,流体の性質,化学反応,各種単位操作について理解を深めることができる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 風胴実験  (授業時間外の学習/ Assignments) 前回のレポート作成,および予習(4時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 流動基礎実験  (授業時間外の学習/ Assignments) 前回のレポート作成,および予習(4時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 微粒子の運動特性  (授業時間外の学習/ Assignments) 前回のレポート作成,および予習(4時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 飽和蒸気の充満する管路からの熱伝達  (授業時間外の学習/ Assignments) 前回のレポート作成,および予習(4時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 非定常伝熱  (授業時間外の学習/ Assignments) 前回のレポート作成,および予習(4時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 薄い布の乾燥  (授業時間外の学習/ Assignments) 前回のレポート作成,および予習(4時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 界面を通しての物質移動  (授業時間外の学習/ Assignments) 前回のレポート作成,および予習(4時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 回分式単蒸留  (授業時間外の学習/ Assignments) 前回のレポート作成,および予習(4時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 連続蒸留装置(シミュレーター)  (授業時間外の学習/ Assignments) 前回のレポート作成,および予習(4時間) 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 液相流通反応器の特性  (授業時間外の学習/ Assignments) 前回のレポート作成,および予習(4時間) 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 反応速度(臭化物―臭素酸塩系)  (授業時間外の学習/ Assignments) 前回のレポート作成,および予習(4時間) 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 固体触媒反応  (授業時間外の学習/ Assignments) 前回のレポート作成,および予習(4時間) 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) ガス吸着を利用した固体表面積測定  (授業時間外の学習/ Assignments) 前回のレポート作成,および予習(4時間) 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 三成分系液々平衡  (授業時間外の学習/ Assignments) 前回のレポート作成,および予習(4時間) 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 固定化酵母の調製とその特性  (授業時間外の学習/ Assignments) 前回のレポート作成,および予習(4時間) 
(実施回/ Week) 16  (内容/ Contents) 微粒子の沈降  (授業時間外の学習/ Assignments) 前回のレポート作成,および予習(4時間) 
(実施回/ Week) 17  (内容/ Contents) ろ過抵抗  (授業時間外の学習/ Assignments) 前回のレポート作成,および予習(4時間) 
(実施回/ Week) 18  (内容/ Contents) 粉体層の流動  (授業時間外の学習/ Assignments) 前回のレポート作成,および予習(4時間) 
(実施回/ Week)   (内容/ Contents) 講評および事前説明  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習・復習(1時間) 
(実施回/ Week)   (内容/ Contents) 発表会  (授業時間外の学習/ Assignments) 発表準備(4時間) 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

実験(実験参加・態度+レポート評価)  75%  実験参加・態度: 
化学工学全般にわたる講義内容をよく理解し,自主的かつ積極的に実験を遂行したかを評価する。 
 
レポート評価: 
化学工学全般にわたる講義内容の知識を活かし,実験結果を解析・考察しているか,また実験内容,解析内容を十分に伝える表現ができているのかを評価する。 
講義(講評・事前説明への参加+発表会でのプレゼン)  25%  講評・事前説明への参加: 
復習(講評)・予習(事前説明)を事前に行い内容をよく理解した上で,講評・事前説明に意欲を持って参加できたかを評価する。 
 
発表会: 
グループ内で連携を取り,発表準備を主体的に行ったか。また,発表会でしっかりとしたプレゼン(発表態度・プレゼン内容・質疑応答など)を遂行できたかを評価する。 

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
71 15.5 62.0 14.1 7.0 1.4 0.0 2.8

<テキスト/Textbook>

  『化学システム工学実験』

 

テキストは化学システム工学実験Ⅰと同じである。

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
Copyright(C) 2020 Doshisha University All Rights Reserved. 無断転載を禁止します。