シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


11645030 

△機械的分離工学
Mechanical Separation Engineering
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  白川 善幸

<概要/Course Content Summary>

 機械的分離操作は,外場によって誘起された物理的差異を利用し,相変化を伴わずに分離するプロセスとして,拡散分離と同様に化学プロセスにおいて重要な単位操作である。 
 本講義では機械的分離を主とし,固体粒子を分離する物理的プロセスとして広義に捉え,晶析プロセスを含めた固体粒子群の分離工学について解説する。

<到達目標/Goals,Aims>

知識:各操作の分離効率を求めることができるようになる。 
技能:各分離を行うために必要な条件は何かを理解できるようになる。 
態度:分離プロセスのモデル化により,数式を使って定量化する姿勢が身につく。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) 機械的分離操作の概要と応用例  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習:講義内容について復習する(1時間) 
(実施回/ Week) 第2回  (内容/ Contents) 粒子特性とその定義  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト5.1を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第3回  (内容/ Contents) 流体中での粒子の運動  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト5.2-5.3を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第4回  (内容/ Contents) 固気分離操作Ⅰ -分離効率-  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト5.4.1を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第5回  (内容/ Contents) 固気分離操作Ⅱ -遠心力集塵-  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト5.4.2を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第6回  (内容/ Contents) 固気分離操作Ⅲ -電気集塵,フィルター集塵-  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト5.4.3-5.4.4を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第7回  (内容/ Contents) 固液分離操作Ⅰ -スラリー挙動-  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト5.5.1を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第8回  (内容/ Contents) 固液分離操作Ⅱ -沈降-  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト5.5.2を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第9回  (内容/ Contents) 固液分離操作Ⅲ -ろ過-  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト5.5.3を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第10回  (内容/ Contents) 分級操作Ⅰ -ふるい分け-  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習:ふるい分けに関する授業内容を理解する(1時間) 
(実施回/ Week) 第11回  (内容/ Contents) 分級操作Ⅱ -比重分離,その他の方法-  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習:比重分離に関する授業内容を理解する(1時間) 
(実施回/ Week) 第12回  (内容/ Contents) 晶析操作Ⅰ -核生成,結晶成長-  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト4.8.1-4.8.2を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第13回  (内容/ Contents) 晶析操作Ⅱ -晶析装置設計-  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト4.8.3-4.8.4を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第14回  (内容/ Contents) 授業内レポート  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習(2時間) 
(実施回/ Week) 第15回 
 
(内容/ Contents) 総括  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習(2時間) 

受講者の理解度に応じて,受講者と相談の上,授業の進度を変更する場合がある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(講義視聴,小課題の提出など)  20%  修得すべき知識量と相関すると考えられる為,オンライン講義の視聴回数および小課題の提出等で評価する。 
中間課題提出  30%  修得した知識を基に与えられたテーマに対して,その問題点や自分の考えを示してもらい,論理性や問題解決能力を評価する。 
期末評価  50%  各講議項目の基礎事項の理解度を評価する。 

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
74 10.8 41.9 29.7 12.2 5.4 0.0 2.4

<テキスト/Textbook>

橋本健治,荻野文丸  『現代化学工学』 (産業図書、2009)

 

 

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