シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


31640050 

△触媒化学特論
Advanced Lectures in Catalytic Chemistry
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  竹中　壮

＜概要/Course Content Summary＞

触媒は，石油精製，石油化学，ガス精製，食品，ファインケミカルズ，バイオケミカルなどの分野で反応を促進するために利用されている．最近では，環境汚染物質の除去や，燃料電池に代表されるように発電などにも触媒は利用される．これら触媒の性能として，活性，選択性，寿命が重要となるが，これらの性能は触媒の酸・塩基性や酸化・還元特性に代表される電子的効果により理解される．本講では，触媒の性能に関わる固体物性や，それらの評価方法を解説する．また最近の触媒研究に関わるトピックスを紹介する．

＜到達目標/Goals,Aims＞

触媒作用に関与する無機化合物の物性を理解する．　
固体触媒の物性評価法を理解する．　
最近の触媒研究から得られた知見を理解する．

＜授業計画/Schedule＞

（実施回/
Week） 		（内容/
Contents） 		（授業時間外の学習/
Assignments）
（実施回/ Week） １  （内容/ Contents） 触媒化学の概論  （授業時間外の学習/ Assignments） 講義内容の復習 
（実施回/ Week） ２  （内容/ Contents） 触媒化学と熱力学  （授業時間外の学習/ Assignments） 講義内容の復習 
（実施回/ Week） ３  （内容/ Contents） 固体表面上での分子の吸着：物理吸着  （授業時間外の学習/ Assignments） 講義内容の復習 
（実施回/ Week） ４  （内容/ Contents） 固体表面上での分子の吸着：化学吸着  （授業時間外の学習/ Assignments） 講義内容の復習 
（実施回/ Week） ５  （内容/ Contents） 線形自由エネルギー関係  （授業時間外の学習/ Assignments） 講義内容の復習 
（実施回/ Week） ６  （内容/ Contents） 触媒反応速度式：ラングミュア・ヒンシェルウッド型  （授業時間外の学習/ Assignments） 講義内容の復習 
（実施回/ Week） ７  （内容/ Contents） 触媒反応速度式：イーリー・リディール型  （授業時間外の学習/ Assignments） 講義内容の復習 
（実施回/ Week） ８  （内容/ Contents） 触媒反応と活性化エネルギー  （授業時間外の学習/ Assignments） 講義内容の復習 
（実施回/ Week） ９  （内容/ Contents） 前半のまとめ  （授業時間外の学習/ Assignments） 講義内容の復習 
（実施回/ Week） １０  （内容/ Contents） 不均一系触媒のキャラクタリゼーション（振動分光学を中心に）  （授業時間外の学習/ Assignments） 講義内容の復習 
（実施回/ Week） １１  （内容/ Contents） 不均一系触媒のキャラクタリゼーション（X線を利用した方法を中心に）  （授業時間外の学習/ Assignments） 講義内容の復習 
（実施回/ Week） １２  （内容/ Contents） 触媒研究に関するトピックス：エネルギー関連  （授業時間外の学習/ Assignments） 講義内容の復習 
（実施回/ Week） １３  （内容/ Contents） 触媒研究に関するトピックス：環境問題  （授業時間外の学習/ Assignments） 講義内容の復習 
（実施回/ Week） １４  （内容/ Contents） 後半のまとめ  （授業時間外の学習/ Assignments） 講義内容の復習 
（実施回/ Week） １５  （内容/ Contents） 全体のまとめ  （授業時間外の学習/ Assignments） 講義内容の復習 

＜成績評価基準/Evaluation Criteria＞

各講義での課題  50%  講義内の演習により理解度を評価する． 
期末評価  50%  講義内容の理解度を評価する． 

 

＜成績評価結果/Results of assessment＞   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価（%)

評点
平均値

備考
A+ A B+ B C+ C F 他
48 41.7 10.4 14.6 10.4 4.2 12.5 6.3 0.0 3.5

＜テキスト/Textbook＞

  テキストは使用せず，適宜，必要な資料を配布する。 

 

＜参考文献/Reference Book＞

田中庸裕，山下弘巳  『固体表面キャラクタリゼーションの実際』(講談社サイエンティフィク、2005)
 

 
お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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