シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


11640085 

△生物無機化学
Bioinorganic Chemistry
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  小寺 政人

<概要/Course Content Summary>

生物無機化学は,無機化学と生物学の境界領域に位置するが,無機化学だけでなく錯体化学,有機合成化学,生化学などの様々な化学分野の知識を基礎として生体内の金属イオンの機能を研究する最先端の学問分野である。 
この講義では,生体内に存在する様々な金属イオンおよび金属タンパク質の機能について解説し,遷移金属イオンを活性中心にもつ様々な金属タンパク質の機能発現における金属イオンそのものやポリペプチド部分の役割を理解することを目標とする。なお,本科目は「学習・教育目標 B 化学分野における専門知識の修得(2)専門応用」に含まれ,生命化学分野の専門応用知識を学習することになる。

<到達目標/Goals,Aims>

(1)生体内に含まれる金属イオンの役割を理解する。 
(2)様々な金属タンパク質の構造と機能を学ぶ。 
(3)金属タンパク質の機能発現における分子認識を理解する。 
(4)金属タンパク質の構造および機能モデル化合物について学ぶ。 
(5)酸素運搬タンパク質の機能発現メカニズムを理解する。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) 典型金属や遷移金属の性質と生体内における機能  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習復習(講義で紹介する参考文献の関連箇所の熟読1−2時間) 
(実施回/ Week) 第2回  (内容/ Contents) 同上  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習復習(講義で紹介する参考文献の関連箇所の熟読1−2時間) 
(実施回/ Week) 第3回  (内容/ Contents) 亜鉛タンパク質の構造と機能  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習復習(講義で紹介する参考文献の関連箇所の熟読1−2時間) 
(実施回/ Week) 第4回  (内容/ Contents) 同上  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習復習(講義で紹介する参考文献の関連箇所の熟読1−2時間) 
(実施回/ Week) 第5回  (内容/ Contents) 同上  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習復習(講義で紹介する参考文献の関連箇所の熟読1−2時間) 
(実施回/ Week) 第6回  (内容/ Contents) 同上  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習復習(講義で紹介する参考文献の関連箇所の熟読1−2時間) 
(実施回/ Week) 第7回  (内容/ Contents) ヘム鉄タンパク質の構造と機能  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習復習(講義で紹介する参考文献の関連箇所の熟読1−2時間) 
(実施回/ Week) 第8回  (内容/ Contents) 同上  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習復習(講義で紹介する参考文献の関連箇所の熟読1−2時間) 
(実施回/ Week) 第9回  (内容/ Contents) 同上  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習復習(講義で紹介する参考文献の関連箇所の熟読1−2時間) 
(実施回/ Week) 第10回  (内容/ Contents) 非ヘム鉄タンパク質の構造と機能  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習復習(講義で紹介する参考文献の関連箇所の熟読1−2時間) 
(実施回/ Week) 第11回  (内容/ Contents) 同上  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習復習(講義で紹介する参考文献の関連箇所の熟読1−2時間) 
(実施回/ Week) 第12回  (内容/ Contents) 銅タンパク質の構造と機能  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習復習(講義で紹介する参考文献の関連箇所の熟読1−2時間) 
(実施回/ Week) 第13回  (内容/ Contents) 同上  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習復習(講義で紹介する参考文献の関連箇所の熟読1−2時間) 
(実施回/ Week) 第14回  (内容/ Contents) 同上  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習復習(講義で紹介する参考文献の関連箇所の熟読1−2時間) 
(実施回/ Week) 第15回  (内容/ Contents) 同上  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習復習(講義で紹介する参考文献の関連箇所の熟読1−2時間) 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

対面形式による授業内評価  70%  講義内容全般にわたっての理解度をみて評価する 
講義の受講を確認するためのレポート  30%  on line 配信しているビデオ講義を受けること 
特記事項    到達目標の到達度を上記の点数配分により総合的に評価し,100点満点で評価して,到達目標における基礎的事項を身に付けていると判断できる60点以上を合格(D以上)とする。 

到達目標をどの程度満足しているかを総合的に判断して100点満点で評価する。60点以上を合格とする。

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
43 27.9 39.5 20.9 4.7 7.0 0.0 2.8

<参考文献/Reference Book>

伊東忍・青野重利・林高史 編著  『錯体化学会フロンティア選書 フロンティア生物無機化学』(三共出版、2016)
 

Robert R. Crichton 著  『クライトン 生物無機化学』(東京化学同人、2016)訳本:塩谷 光彦 監訳 
 

 

 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
Copyright(C) 2020 Doshisha University All Rights Reserved. 無断転載を禁止します。