シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


11640073 

△機能分子計測学
Advanced Analytical Chemistry
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  稲葉 稔

<概要/Course Content Summary>

 新規機能物質の研究,開発にとって,生成物の同定,構造決定,反応機構の考察などに機器分析法は今や日常的に用いられる方法となっている。機能分子計測学では種々の最新の機器分析法について原理,装置の構成,特色を理解するとともに,応用例を通してこれら分析法に対する理解を深め,実際にに機器分析装置を用いために必要な知識を得ることを目標とする。 
 なお,本科目は「学習・教育目標 B 化学分野における専門知識の習得(2)専門応用」に含まれ,分析化学分野の専門応用知識を学習することになる。 
化学メーカーでの勤務経験を有する教員が,機器分析法の原理~応用を概説する。特に,その企業勤務経験に基づき,機器分析法の工業的応用にもついても紹介する。

<到達目標/Goals,Aims>

(1)ラマン分光法の原理,装置構成,特色を理解する。 
(2)原子吸光分析,フレーム分析,発光分光分析法の原理,装置構成,特色を理解する。 
(3)X線分析法の原理,装置構成,特色を理解する。 
(4)電子分光法の原理,装置構成,特色を理解する。 
(5)熱分析法の原理,装置構成,特色を理解する。 
(6)質量分析法の原理,装置構成,特色を理解する。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) 機器分析概要,ラマン分光法  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,小レポート(1時間) 
(実施回/ Week) 第2回  (内容/ Contents) 原子吸光分析,フレーム分析  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,小レポート(1時間) 
(実施回/ Week) 第3回  (内容/ Contents) 発光分光分析  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,小レポート(1時間) 
(実施回/ Week) 第4回  (内容/ Contents) X線分析(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第5回  (内容/ Contents) X線分析(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,小レポート(1時間) 
(実施回/ Week) 第6回  (内容/ Contents) 電子分光法(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第7回  (内容/ Contents) 電子分光法(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第8回  (内容/ Contents) 電子分光法(3)  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,小レポート(1時間) 
(実施回/ Week) 第9回  (内容/ Contents) 熱分析(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第10回  (内容/ Contents) 熱分析(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,小レポート(1時間) 
(実施回/ Week) 第11回  (内容/ Contents) 質量分析法(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第12回  (内容/ Contents) 質量分析法(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習,小レポート(1時間) 
(実施回/ Week) 第13回  (内容/ Contents) 演習  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第14回  (内容/ Contents) 演習  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習(1時間) 
(実施回/ Week) 第15回  (内容/ Contents) まとめ  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義範囲全体の復習(2時間) 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

小レポート  30%  必要に応じて小レポートを課す。 
期末評価(試験あるいはレポート)  70%  科目の達成目標の達成度を判断する。 
特記事項    到達目標の到達度を上記の点数配分により総合的に評価し,100点満点で評価して,到達目標における基礎的事項を身に付けていると判断できる60点以上を合格(D以上)とする。 

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
56 76.8 17.9 3.6 0.0 1.8 0.0 3.7

<テキスト/Textbook>

田中 誠之・飯田 芳男  『機器分析』三訂版  (裳華房、1996年) 生協  ISBN:4-7853-3133-X  教科書に加えて講義用プリントを用いる。講義プリントはDUETよりダウンロードすること。 

 

<参考文献/Reference Book>

D.A. Skoog, F.J. Holler, T.A. Nieman , Principles of Instrumental Analysis ,  5 .   (Helcourt Brace College Publishers, 1998) ,  生協 .  ISBN:0-03-002078-6 

 

 

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