シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


31630030-002 

△Advanced EnglishⅡ-2
Advanced English Ⅱ-2
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  ABOLFOTOOH VAZIRI

<概要/Course Content Summary>

 世界はグローバル化が一層進んでいる。多くの情報はインターネットを通して即座に手に入る,あるいは配布される時代となってきた。このとき,情報の多くは英語で書かれている。いまや英語は世界標準の言語となっている。その結果,例えば自分の仕事の内容,開発状況,研究成果を世界に知らしめようとすれば,英語で表現されなければならない。技術者の場合,とかく英書購読に力を入れているが,情報発信しようとすれば否応無く英作文の技量が要求される。本講義では,技術英語,特に工学系の学生が将来必要とされるであろう英作文能力の基礎を身に付けることを目的に,授業を展開する。ただ,現在の若者の作文能力(日本語に限らず)の基礎ができていないことに鑑み,はじめに文書で人に自分の考えを伝えるために必要な素養,「いろは」を講義する。その上で,英作文の基礎を学ぶ。  
 また,事例を通して図,表を含むレポートの書き方も学ぶ。 

<到達目標/Goals,Aims>

「good」と評価される英文技術レポート(工学系)が作成できるようになる。 
適切な英文を書くために必要な,文章力が獲得できる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 作文とは1:レポートの機能。文章に望まれる3大要素。  (授業時間外の学習/ Assignments) 宿題:指定された事柄について,翌週のPPT資料作成(二人一組で行う) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 作文とは2:英作文を困難にしている問題1。最近の日本人の日本語作文能力の問題点について考える。  (授業時間外の学習/ Assignments) 同 上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 作文とは3:英作文を困難にしている問題2。日本語の文章構成と問題点・・・・英語との対比を通して。  (授業時間外の学習/ Assignments) 同 上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 概要の書き方(1):各自の研究を日本語で250字以内で概要を書く実習を行う。実例を基に,問題点を示す。  (授業時間外の学習/ Assignments) 同 上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 概要の書き方(2):各自の研究を日本語で500字以内で概要を書く実習を行う。実例を基に,問題点を示す。  (授業時間外の学習/ Assignments) 同 上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 目的とは:各自の研究目的を例に,目的のあり方,書き方を示す。  (授業時間外の学習/ Assignments) 同 上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 実験方法の書き方:現在形か過去形か,受身形の必要性 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 同 上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 冠詞について 
 可算名詞,不可算名詞,抽象名詞 
(授業時間外の学習/ Assignments) 同 上 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 考察1:その構成要素と,(論文)例に見るよい考察,悪い考察。海外に向って発信する場合の心構え  (授業時間外の学習/ Assignments) 同 上 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 考察2:グローバルスタンダードの表現。日本式表現の誤解。  (授業時間外の学習/ Assignments) インターンシップ依頼の手紙作成(各自) 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 結論とは  (授業時間外の学習/ Assignments) 海外の企業20社にメールで配信(各自) 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 参考文献の記載方法  (授業時間外の学習/ Assignments) 同 上 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 演習1:各自の研究テーマを題材に,300~500 words以下の概要を英文で書く。  (授業時間外の学習/ Assignments) 同 上 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 演習2:各人のabstract,問題点の抽出と修正  (授業時間外の学習/ Assignments) 同 上 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 演習3:インターシップ依頼の手紙作成とその応答について考える。  (授業時間外の学習/ Assignments) 同 上 

受講生の理解度に応じて適宜授業計画を変更する。DUETより授業内容を指示するとともに資料を配信する。自主性を持って学習に励むことを期待する。図書館などの設備が使えない場合はWEB site上の,Wikipedia, Harvard.edu...等を活用してください。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  50%  与えられた課題への貢献度を評価する。 
重要な問題に対して英文のレポート  20%  英文論文に対する内容を把握する。 
期末レポート  30%  習熟度の評価に際しては,(1)主張点・要点が押さえられ,かつ強調されているか,(2)構成がうまくできているか,(3)使用されている表現が適切かつ効率的であるか,を主な評価項目とする。 

必要に応じて講義期間中にレポート形式の演習・テストを行う。原則としてレポート試験と平常点により成績評価を行う。英語の読解力,文章表現の基本が出来,いろいろな場面での語学的対応が可能と判断できるとき合格と評価する。

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A+ A B+ B C+ C F
10 20.0 40.0 30.0 10.0 0.0 0.0 0.0 0.0 3.9

<テキスト/Textbook>

  適宜プリントを配布する。 

 

<備考/Remarks>

第1週,第6週,第11週に実場面での英文コピーを配布。これを基に,各人その内容のポイントを英文で記述してもらう。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
Copyright(C) 2020 Doshisha University All Rights Reserved. 無断転載を禁止します。