シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


31620060 

△電気電子材料特論Ⅰ
Advanced Electrical and Electronic Materials I
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  𠮷門 進三

<概要/Course Content Summary>

電気電子材料工学に関係する分野は基幹産業の中心となっている。電気電子材料をデバイスに応用する上で,材料の物性を理解することが必要となる。そこで,これを理解するために必要となる基礎的事項について講義を行う。本講義では誘電および磁性という極めて基本的な材料の性質を現象論を用いて説明することにより,その理論体系を理解しやすいようにする.ノート授業を中心にして講述する。

<到達目標/Goals,Aims>

学生が誘電体および磁性体という電気電子材料工学に不可欠な基本材料の性質について現象論を用いてその理論体系を学ぶことにより,自分の研究に関する問題解決法を修得出来るようになる.

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 1回目  (内容/ Contents) 講義の計画・内容説明.序論  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の復習と次回講義内容の予習 
(実施回/ Week) 2回目  (内容/ Contents) 誘電体中の電界1:反電界  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の復習と次回講義内容の予習 
(実施回/ Week) 3回目  (内容/ Contents) 誘電体中の電界2:巨視電界  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の復習と次回講義内容の予習 
(実施回/ Week) 4回目  (内容/ Contents) 誘電体中の電界3:局所電界  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の復習と次回講義内容の予習 
(実施回/ Week) 5回目  (内容/ Contents) 誘電体中の電界3:誘電体中の分極率,クラウジウス・モソッティの関係式,分極率の周波数特性  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の復習と次回講義内容の予習 
(実施回/ Week) 6回目  (内容/ Contents) 強誘電体のランダウの現象論Ⅰ  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の復習と次回講義内容の予習 
(実施回/ Week) 7回目  (内容/ Contents) 強誘電体のランダウの現象論Ⅱ  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の復習と次回講義内容の予習 
(実施回/ Week) 8回目  (内容/ Contents) 磁性体概論  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の復習と次回講義内容の予習 
(実施回/ Week) 9回目  (内容/ Contents) 磁気モーメントと軌道角運動量・スピン角運動量の関係1  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の復習と次回講義内容の予習 
(実施回/ Week) 10回目  (内容/ Contents) 磁気モーメントと軌道角運動量・スピン角運動量の関係2  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の復習と次回講義内容の予習 
(実施回/ Week) 11回目  (内容/ Contents) 磁化,磁化率  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の復習と次回講義内容の予習 
(実施回/ Week) 12回目  (内容/ Contents) イオンの磁性1  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の復習と次回講義内容の予習 
(実施回/ Week) 13回目  (内容/ Contents) イオンの磁性2  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の復習と次回講義内容の予習 
(実施回/ Week) 14回目  (内容/ Contents) 強磁性体Ⅱ:概論  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の復習と次回講義内容の予習 
(実施回/ Week) 15回目  (内容/ Contents) 強磁性体Ⅲ:分子場近似  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の復習 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

中間レポート  10%  講義内容を理解するために必要な事項について計算等を行う。期末筆記試験結果に適宜加算する。 
期末筆記試験  90%  到達目標に到達するために計算や説明等を行う。 

<参考文献/Reference Book>

C. キッテル著  『固体物理入門下』第8版 (丸善、2005)ISBN:9978-4-621-07653-8 第8 版まで出版されていることから分かるように名著である。大部であるが,上下巻分かれており,本講義を理解するためには下巻で充分である。しかし,全体的な固体物理の内容を把握するために上巻の購入を勧める。上下巻一体になったものも販売されている。 
 

沼居貴陽編著  『固体物性工学』(オーム社、2012)ISBN:978-274-4-21276-5 新しく出版された教科書である。講義内容を理解するための入門書として適している。 
 

伊藤利通編著  『電気電子材料』(オーム社、2016)ISBN:978-4-274-21678-7 新しく出版された教科書である。講義内容を理解するための入門書として適している。 
 

 

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