|
|||||
| ※学期中に内容が変更になることがあります。 | |||||
|
2020年度
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
<概要/Course Content Summary> プラズマは多自由度系であるため,様々な物理現象の宝庫となっている.これらの現象を調べるために有効な手段として,統計力学の基礎方程式であるBoltzmann方程式を用いるプラズマ運動論と呼ばれる手法がある.この方法はプラズマを流体モデルで解析するよりも詳細な情報を与える.このプラズマ運動論の基礎について概説するとともに,最近のプラズマ物理学の進展についても触れる. <到達目標/Goals,Aims> プラズマを誘電媒質として取り扱うことにより,プラズマの様々な特性を調べることができる.このとき,誘電率の概念が拡張されて,誘電率はプラズマを構成する粒子の速度分布関数を用いて記述されるテンソルとなる.これらの基本的な概念を理解し,必要に応じて使いこなすことができるようになる. <授業計画/Schedule>
受講者の理解度に合わせて説明の分量を調節するので,進行は遅く・早くなる場合もある. <成績評価基準/Evaluation Criteria>
2つのポイントで評価を行う.1つめのポイントは,基礎となる式に基づいて誘電率テンソルが拡張されることを正しく理解しているかどうか.2つめのポイントは,誘電率テンソルを用いて,プラズマ中の波動特性を調べる技術を身につけているかどうか. |
|
|
|
お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
|
| Copyright(C) 2020 Doshisha University All Rights Reserved. 無断転載を禁止します。 |