シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


11615118 

△コラボレーション工学
Collaboration Engineering
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  大久保 雅史

<概要/Course Content Summary>

コンピュータや通信技術の発展にともない,サイバースペースやグループウェアをはじめする人と人あるいは人とコンピュータや機械との協調的創造活動を支援するシステムの研究・開発が盛んに行われている。これらのシステムは時間的・空間的な同期性からいくつかのパターンに分類できる。さらに,それぞれのコラボレーション支援の技術的な問題点はシステムの目的によって異なっている。たとえば,時間的・空間的に離れた複数の人が情報を共有しながら効率よく創造的な共同作業を進めていくコラボレーション支援システムでは,コミュニケーションとコオペレーションの2つのインタラクションを支援する必要がある。本講義では,様々なタイプのコラボレーション支援システムの概説と人と人のコラボレーションや人の創造的活動を支援する要素技術について講述する。また,グループによるワークショップをいくつか行い,コラボレーションの本質を実体験する。

<到達目標/Goals,Aims>

コラボレーションの基本となる人のコミュニケーションについて理解できるようになる.さらに,対面・非対面,同期・非同期における各種のコラボレーション支援について知ることで,この分野の将来的なビジョンについて考えられるようになる.

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) コラボレーション工学とは  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ノンバーバルコミュニケーション(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) レポートを課す(1時間程度) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ノンバーバルコミュニケーション(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) コミュニケーション支援(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) レポートを課す(1時間程度) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) コミュニケーション支援(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) グループウェア(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) グループウェア(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) グループウェア(3)  (授業時間外の学習/ Assignments) レポートを課す(1時間程度) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ワークフローシステム  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) あいまいな思考を支援する技術  (授業時間外の学習/ Assignments) レポートを課す(1時間程度) 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) コラボレーションとゲーム理論1  (授業時間外の学習/ Assignments) レポートを課す(1時間程度) 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) コラボレーションとゲーム理論2  (授業時間外の学習/ Assignments) レポートを課す(1時間程度) 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 少人数によるグループワーク(ブレインストーミング)および発表  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 少人数によるグループワーク(ブレインライティング)および発表  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 総括  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(クラス参加,発表,グループ作業の成果等)  15%  出席をとる。大幅な遅刻は欠席とみなす。 
小テスト,レポート  25%  講義の理解を深めるために授業中のテストやレポートを課す。 
総括  60%  講義の内容の基礎からその応用までを総括する。 
特記事項    講義内容の理解度を上記に述べる方法で総合的に判断する。 

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
107 66.4 23.4 4.7 2.8 2.8 0.0 3.5

<参考文献/Reference Book>

田村 博  『ヒューマンインタフェース』(ohmsha、1998)
 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
Copyright(C) 2020 Doshisha University All Rights Reserved. 無断転載を禁止します。