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シラバス

※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度

11615112

△ネットワークシステム構成論
Network Systems Design
2単位/Unit 秋学期/Fall 京田辺/Kyotanabe 講義/Lecture

佐藤　健哉

＜概要/Course Content Summary＞

インターネットを代表とするコンピュータネットワークは日進月歩で進化を続けており，次々と新しい技術が登場している．このような状況において，特に，動画や音声などのストリームデータの配信をターゲットとしたネットワーク技術の発展はめざましいものがある．ネットワーク分散システムという観点から，ネットワークアーキテクチャ，ストリームデータ配信，セキュリティについての基本技術から，携帯電話や無線LANによる伝送方式，大規模データ処理などの現在検討中の最新技術まで，それらの仕組みと動作原理について学習する．

＜到達目標/Goals,Aims＞

具体的には次のような項目の理解があげられる．　
・ネットワーク分散システム（クラウドコンピューティング，P2P，グリッド）　
・動画や音声などのネットワークを利用したストリームデータ配信　
・ネットワークにおける QoS技術　
・情報源符号化（JPEG，MPEGなど）　
・インターネットにおける帯域制御　
・データリンク層における QoS の役割　
・ネットワークセキュリティ技術

＜授業計画/Schedule＞

（実施回/ Week）	（内容/ Contents）	（授業時間外の学習/ Assignments）
（実施回/ Week） 1	（内容/ Contents）ネットワーク分散システム	（授業時間外の学習/ Assignments）講義内容の復習（1時間）
（実施回/ Week） 2	（内容/ Contents）コンピュータ・ネットワークの発展	（授業時間外の学習/ Assignments）講義内容の復習，関連技術調査（1時間）
（実施回/ Week） 3	（内容/ Contents）符号化（マルチメディアデータ）	（授業時間外の学習/ Assignments）講義内容の復習，レポート課題（2時間）
（実施回/ Week） 4	（内容/ Contents）データ伝送効率化（音声/画像/動画データ圧縮）	（授業時間外の学習/ Assignments）講義内容の復習，関連技術調査（1時間）
（実施回/ Week） 5	（内容/ Contents）ゲストスピーカーによる関連技術の話題提供	（授業時間外の学習/ Assignments）講義内容の復習，関連技術調査（1時間）
（実施回/ Week） 6	（内容/ Contents） QoS（Quality of Service）制御	（授業時間外の学習/ Assignments）講義内容の復習，関連技術調査（1時間）
（実施回/ Week） 7	（内容/ Contents）ストリームデータ配信	（授業時間外の学習/ Assignments）講義内容の復習，レポート課題（2時間）
（実施回/ Week） 8	（内容/ Contents）データリンクQoS	（授業時間外の学習/ Assignments）講義内容の復習，関連技術調査（1時間）
（実施回/ Week） 9	（内容/ Contents）ゲストスピーカーによる関連技術の話題提供	（授業時間外の学習/ Assignments）講義内容の復習，関連技術調査（1時間）
（実施回/ Week） 10	（内容/ Contents）ネットワーク構成と伝送品質	（授業時間外の学習/ Assignments）講義内容の復習，関連技術調査（1時間）
（実施回/ Week） 11	（内容/ Contents）ネットワークセキュリティ	（授業時間外の学習/ Assignments）講義内容の復習，関連技術調査（1時間）
（実施回/ Week） 12	（内容/ Contents）ゲストスピーカーによる関連技術の話題提供	（授業時間外の学習/ Assignments）講義内容の復習，レポート課題（2時間）
（実施回/ Week） 13	（内容/ Contents）ネットワークアーキテクチャ	（授業時間外の学習/ Assignments）講義内容の復習，関連技術調査（1時間）
（実施回/ Week） 14	（内容/ Contents）レポート発表	（授業時間外の学習/ Assignments）講義内容の復習，関連技術調査（1時間）
（実施回/ Week） 15	（内容/ Contents）総括	（授業時間外の学習/ Assignments）講義内容の総復習（2時間）

授業中および関連技術調査において映像（音声）の内容を理解する必要がある．　
ゲストスピーカの予定により関連技術提供の日程は変更の可能性がある．

＜成績評価基準/Evaluation Criteria＞

平常点（クラス参加，発表，グループ作業の成果等）	30%	各項目の講義内容の理解度を確認するため，講義に関する課題およびアンケートの提出を課す．
小レポート	20%	講義内容の応用に関して，独自の問題解決能力を評価する。
期末評価	50%	全体を通しての講義内容の理解度を評価する．
特記事項		「情報ネットワーク」あるいはそれに類する科目を履修し，OSI参照モデル，ネットワークプロトコル全般，および，TCP/IPに関する基本知識を習得していること．

期末筆記試験には，指定した配布プリント（手書き可能）のみ持込みを許可する．

＜成績評価結果/Results of assessment＞ 成績評価の見方について/Notes for assessment

登録者数	成績評価（%)						評点平均値	備考
登録者数	A	B	C	D	F	他	評点平均値	備考
129	14.0	24.8	34.1	17.1	10.1	0.0	2.2

＜テキスト/Textbook＞

配布プリント

＜参考文献/Reference Book＞

＜備考/Remarks＞

企業においてコンピュータネットワークの開発経験のある教員が，インターネットにおける事象の実例を交えて，ネットワークシステムの構成を説明する．また，最新技術に関しては，ゲストスピーカとして企業からエンジニアを呼んで解説を担当する．　
教員とのコンタクトが必要な場合は，まずはEMailでアポイントを取ること．

お問合せは同志社大学各学部・研究科事務室まで