シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


31610003 

△組込みシステム特論
Advanced Lectures in Embedded Systems
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  佐藤 健哉

<概要/Course Content Summary>

マイクロエレクトロニクスの発展によって,コンピュータがますます高性能,低価格,小型化し,世の中至る所にコンピュータが存在するユビキタスコンピューティング時代になってきた.本講義では,オペレーティングシステムに関して,具体的な動作を理解するため,実際にマイコンを搭載したハードウエアを利用し,リアルタイムOSであるμITRONの動作環境の構築,および,その上でのプログラム作成の演習を行う. 

<到達目標/Goals,Aims>

具体的には次のような項目ができるようになる. 
・組込みシステムの理解 
・入出力制御プログラムの設計,コーティング 
・割り込みプログラミングの設計,コーティング 
・μITRONの動作に関する理解 
・μITRONにおけるタスク管理,タスク間通信プログラムの作成 
・μITRONを利用したアプリケーションプログラムの作成

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) コンピュータシステム概要  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の復習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) プログラム開発環境構築  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の復習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ハードウエア入出力  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の復習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) タイマプログラミング  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の復習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 割り込みプログラミング その1  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の復習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 割り込みプログラミング その2  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の復習(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) アプリケーション作成(OSなし)その1  (授業時間外の学習/ Assignments) 演習内容の事前検討(3時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) アプリケーション作成(OSなし)その2  (授業時間外の学習/ Assignments) 演習内容の事前検討(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ITRON概要,開発手順説明  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の復習(1時間) 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) タスク管理  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の復習(1時間) 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) タスク間通信(セマフォ)  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の復習(1時間) 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) タスク間通信(イベントフラグ)  (授業時間外の学習/ Assignments) 講義内容の復習(1時間) 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) アプリケーション作成(OSあり)その1  (授業時間外の学習/ Assignments) 演習内容の事前検討(3時間) 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) アプリケーション作成(OSあり)その2  (授業時間外の学習/ Assignments) 演習内容の事前検討(1時間) 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) まとめ  (授業時間外の学習/ Assignments) 演習内容の事後検討(1時間) 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(クラス参加,発表,グループ作業の成果等)  30%  各項目の講義内容の理解度を確認するため,課題の提出を課す. 
小レポート  30%  講義内容の応用に関して,独自の問題解決能力を評価する。 
期末レポート試験,論文  40%  全体を通しての講義内容の理解度を評価する. 
特記事項    オペレーティングシステムの基礎,計算機工学(コンピュータアーキテクチャ)におけるデータ入出力処理,C言語によるプログラミングの知識を持っていること.本科目の受講に際しプレースメントテストにより受講者の前提知識を確認する。本科目では,C言語プログラミングに関する基礎知識に関するプレースメントテストの受験を必須とする.プレースメントテストの結果が一定基準に達しない場合,本科目の受講は適当でないと考えられるため,登録科目を変更するか削除することがある. 

<テキスト/Textbook>

  配布プリント,サンプルソースコード. 

 

<参考文献/Reference Book>

金田一 勉  『ITRONプログラミング入門-ラミング詳細とサービス・コール徹-』(CQ出版、2004年)
 

<備考/Remarks>

教員とのコンタクトが必要な場合は,まずはEMailでアポイントを取ること. 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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