シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


11610187 

△情報システム工学
Information Systems Engineering
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  小野 景子

<概要/Course Content Summary>

 情報システム化の対象となる世界を認識してユーザ要求を明確化する「要求分析」は,情報システム開発プロセスの最上流に位置づけられ,情報システム開発プロセス全体にとっても極めて重要な意味を持つ.要求分析において,主流として用いられている手法は,設計思想としては「オブジェクト指向」である.本講義では,ソフトウェアの仕組み,プロジェクトマネジメントの理解も合わせ行うことで,オブジェクト指向によるプログラミング開発の理解を深めることを目的とする.

<到達目標/Goals,Aims>

オブジェクト指向アプローチによるシステム開発とソフトウェアのタスク管理 についての基本的な知識を身につけることができる.

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) システム開発プロセスの全体像  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習と自主的な演習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 基本ソフトウェアとタスク管理  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習と自主的な演習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) コンパイラの原理とファイル管理  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習と自主的な演習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) システムの信頼性  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習と自主的な演習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ネットワーク  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習と自主的な演習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) システム開発プロセス  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習と自主的な演習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) オブジェクト指向  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習と自主的な演習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) オブジェクト指向(ER図,UML図)   (授業時間外の学習/ Assignments) 復習と自主的な演習 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 前半のまとめに関する演習  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習と自主的な演習 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 第9回の解説  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習と自主的な演習 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) プロジェクトマネジメント  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習と自主的な演習 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) サービスマネジメント  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習と自主的な演習 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) サービストランザクションとサービスオペレーション  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習と自主的な演習 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 経営戦略  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習と自主的な演習 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) ガイドラインと標準化  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習と自主的な演習 

本講義は,進捗状況に応じて,内容を入れ替えることがあります.当初のシラバスの通りは進まない可能性があるので,了解してください.

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(クラス参加,発表の成果等)  10%  毎回,出席はeclass で登録してもらいます. 
ミニテスト(演習)  90%  毎回,演習をしてもらい,eclass で提出してもらいます. 

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
76 80.3 15.8 1.3 1.3 1.3 0.0 3.7

<テキスト/Textbook>

レジュメをe-class を用いて適宜配布します.

<参考文献/Reference Book>

マーチン・ファウラー,羽生田栄一(監訳)  『UMLモデリングのエッセンス』第3版 (翔泳社、2005年6月)ISBN:978-4798107950 極めて著名なUMLのテキストです.ただし,これを読んでも,ではクラス図はどう描くのか?はさっぱり分かりません.そこを理解してもらうのが,本科目,及び,後継科目である「ソフトウェア工学」,修士の「ソフトウェア工学特論」の役割です. 
 

児玉公信  『UMLモデリングの本質』(日経BP、2004年4月)ISBN:978-4822284640 心理学が学生時代の御専門である著者の考え方を反映した書籍です. 
 

F.ブッシュマン,H.ローネルト,M.スタル,R.ムニエ,P. ゾンメルラード,金沢 典子(訳), 桜井 麻里(訳),千葉 寛之(訳), 水野 貴之(訳),関 富登志(訳)   『ソフトウェアアーキテクチャ―ソフトウェア開発のためのパターン体系』(近代科学社、2000年12月)ISBN:978-4764902831 専門的な書籍です. 
 

エリック ガンマ,ラルフ ジョンソン,リチャード ヘルム,ジョン ブリシディース,本位田 真一 (訳),吉田和樹(訳)  『オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン』(ソフトバンククリエイティブ、1999年10月)GOFのパターンとして極めて有名な書籍.このテキストの存在だけでも知っておいてください. 
 

森澤 好臣,妻木 俊彦,林 雄二  『オブジェクト指向による情報システムの設計』第2版 (ムイスリ出版、2011年2月)2017年度まではテキストに指定していましたが,講義内容がテキストから外れてきているので2018年度以降はテキストには指定していません.しかし,初学者が,自宅で読み込んで,ソフトウェア工学への入門的理解を計るには適切な本だと思います.どうも,講義だけでは分からないという受講生は参照してみてください. 
 

 

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