シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


11503301-022 

△スポーツ健康科学応用演習-22 (骨格筋の形態および神経筋活動の評価)
Applied Seminar for Health and Sports Science-22
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  演習/Seminar

  上林 清孝 若原 卓

<概要/Course Content Summary>

本応用演習では,MRI(磁気共鳴画像)を用いた骨格筋の形態評価,超音波画像診断装置を用いた骨格筋の弾性評価,身体運動中の筋電図による神経筋活動の評価について理解し,修得することを目的とする。また,計測したデータの分析方法を学習する。 
講義中の説明はスクリーンを用いて行い,資料は印刷して配布する。データの記録や解析はグループワークとなる。

<到達目標/Goals,Aims>

・MRI・超音波装置や筋電図を用いた骨格筋の形態・弾性および神経筋活動を評価するための実験手法を理解し,修得する。 
・実験実習で学んだことを,文章としてまとめることができるようになる。 

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 1-2  (内容/ Contents) ガイダンス,計測方法の概要説明  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:計測項目を調べておく(1時間) 
復習:授業内容の確認(30分) 
(実施回/ Week) 3-4  (内容/ Contents) 超音波画像の測定,筋力の測定  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:超音波画像の撮影,筋力測定に関する予習(1時間) 
復習:超音波画像の撮影,筋束測定に関する復習(30分) 
(実施回/ Week) 5-6  (内容/ Contents) 超音波画像の分析,MRIの分析,筋力データの分析  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:MRIの分析方法に関する予習(1時間) 
復習:分析内容の確認(30分) 
(実施回/ Week) 7-8  (内容/ Contents) 計測データのまとめ,発表  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:データの分析方法に関する予習(1時間) 
復習:レポート作成のためのデータ整理(1時間) 
(実施回/ Week) 9-10  (内容/ Contents) 筋電図の計測  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:筋電図計測方法に関する予習(1時間) 
復習:筋電図計測方法に関する復習(30分) 
(実施回/ Week) 11-12  (内容/ Contents) 筋電図信号の解析  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:筋電図解析方法に関する予習(1時間) 
復習:解析内容の確認(30分) 
(実施回/ Week) 13-14  (内容/ Contents) 筋電図データのまとめ,発表  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:筋電図解析方法に関する予習(1時間) 
復習:レポート作成のためのデータ整理(1時間) 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 骨格筋の形態評価と神経筋活動の評価に関するまとめ  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:これまでの実習内容の確認(1時間) 

10月1日から11月19日までの木曜日3・4講時に授業を実施する予定である。 
シラバス記載の内容および順序で授業を進める予定としているが,受講者数等によって変更する可能性がある。 
本授業は対面形式で実施する予定だが,新型コロナウィルス感染症の拡大状況によっては,形式を変更する可能性もある。その場合は,DUETのメッセージで連絡する。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,受講態度)  10%  授業参加への積極性を評価する 
提出物  90%  実験レポートの内容を評価する 

<テキスト/Textbook>

  教科書は特に定めず,必要に応じて資料を配布する。 

 

<参考文献/Reference Book>

荒木 力 (監訳)  『MRIの基本パワーテキスト - 基礎理論から最新撮像法まで (第3版)』(メディカルサイエンスインターナショナル、2011)ISBN:9784895926683 
 

木塚 朝博ら  『表面筋電図』(バイオメカニズム学会 、2006)ISBN:9784501325107 
 

<備考/Remarks>

MRI装置のセットアップが開講に間に合わなかったこと,MRI室が狭いため密集状況を避けられないことから,授業中のMRI撮像は実施しない。既存のMRIデータを用いてデータ分析を行い,MRIによる骨格筋の形態評価を学習する。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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