<概要/Course Content Summary>
バドミントンを題材に,スポーツの指導法について体験的に学修していく.生涯スポーツとしても性別を問わず幅広い年代層に人気のあるバドミントンだが,指導法は対象者に応じて様々である.本実習では,指導者,学習者の双方を経験しながら,スポーツ技術の向上の仕組みを学び,スポーツが心身に及ぼす影響を考え,指導者たるコミュニケーション能力を身につけることを目的とする. 実際にコート上にて,指導者と学習者の両方を経験しながら,バドミントン特有の技術構造について議論する.具体的には,コートあたりの人数と対象者の課題に配慮したトレーニングメニュー作成などについて,実践を通じながらディスカッションしていく.これを通じて,スポーツが心身に与える効果を理解し,対人コミュニケーションの重要性を学んでいく.
<到達目標/Goals,Aims>
1)指導者役を体験することによって,効果的な技術指導の難しさを理解する 2)対象者の技術・体力レベルに応じた指導を行うために必要な知識と技能が身につく 3)対象者の課題を見つけることができ,改善に向けたトレーニング法が提案できる 4)バドミントンの指導が可能なレベルで,競技のルールを理解する
<授業計画/Schedule>
(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
1
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(内容/ Contents)
オリエンテーション
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(授業時間外の学習/ Assignments)
指導案作成の準備(1.5時間)
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(実施回/ Week)
2-5
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(内容/ Contents)
オーバーヘッドストロークを題材に
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(授業時間外の学習/ Assignments)
指導案の作成と改善(1.5時間)
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(実施回/ Week)
6-9
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(内容/ Contents)
サイドアームストロークを題材に
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(授業時間外の学習/ Assignments)
指導案の作成と改善(1.5時間)
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(実施回/ Week)
10-14
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(内容/ Contents)
ゲームを題材に
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(授業時間外の学習/ Assignments)
指導案の作成と改善(1.5時間)
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(実施回/ Week)
15
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(内容/ Contents)
総括
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(授業時間外の学習/ Assignments)
学修内容をまとめる(1.5時間)
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事前に予測できない因子である受講人数等への配慮から,効率的な学修のために授業計画を変更する可能性がある. また,受講人数があまりにも少数の場合には,授業が成立しない可能性もあるため,留意して履修頂きたい.
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
平常点(出席,クラス参加,グループディスカッションにおける積極性等)
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80%
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積極的な授業態度,特に討論への参加状況を反映させる評価です.
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その他
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20%
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指導者役で担当する授業の達成度,ならびに指導案作成に代表される授業の準備状況に対する評価です.
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特記事項
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特段の理由なく欠席回数が3回に達する学生は,学修が適切な水準まで到達しないためF 評価とし,再履修の機 会を与えます. 本クラスでは,遅刻,早退,中抜けについては0.5 回の欠席とカウントし,累積によりF 評価を与えるので,履修に当たっ ては十分留意すること. なお,他の受講生に対して大きな迷惑をかけることになるので,無断欠席については大きく減点する.
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<参考文献/Reference Book>
<備考/Remarks>
大学が実施する学生定期健康診断を受診していない学生は受講できない. 本授業は同種目のスポーツ方法実習を履修済みであることが履修の条件となる. 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため,授業計画や成績評価基準に変更が生じる可能性があります。また更衣室の混雑を避ける必要がありますので,可能な限り自宅で運動着に着替えて来てください。同様の理由で授業を早めに終了することがあります。 なお,バドミントンを行うのにふさわしい服装(シューズ含む)が準備できない学生の授業参加は認められない.
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