シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


11503212 

△スポーツ指導法実習(剣道)
Sport Coaching Practicum (kendo)
1単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  実習/Practical training

  栁田 昌彦

<概要/Course Content Summary>

この授業では,剣道指導法(学校等における初心者指導法)の理論を理解し,指導者としての資質の向上をはかる。剣道技術の習得においては,理にかなった正しい基本技能や対人技能を向上させるとともに,剣道に必要な諸作法(礼儀作法,刀の所作法)を正しく身につけさせる。基本的技術の習得にあたっては,練習形態(反復練習法,問題解決法)や練習方法(打ち込み,かかり稽古)などを理解させる。また,総合的技術の習得にあたっては,互角稽古や試合(形式やルール,審判法)の仕方を理解させる。

<到達目標/Goals,Aims>

①剣道指導法(学校等における初心者指導法)の理論を理解し,指導能力を養うことができるようになる。 
②剣道の歴史的・形態的・教育的・技術的特性を理解し,剣道の諸作法や基本技能,対人技能,相手を敬う態度などを身につけることができるようになる。 
③互角稽古や試合(形式やルール,審判法)の仕方を理解できるようになる。 

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 剣道指導の目標及び初心者指導上の留意点について理解する。  (授業時間外の学習/ Assignments) 十分に復習すること(1時間)  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 剣道着・袴・用具の着装法,結束・収納法についての指導的観点を習得する。  (授業時間外の学習/ Assignments) 十分に復習すること(1時間)  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 刀(木刀・竹刀も含む)の扱い方,礼法についての指導的観点を習得する。  (授業時間外の学習/ Assignments) 十分に復習すること(1時間)  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 基本技能1:姿勢,構え,体さばき,素振り,間合についての指導的観点を習得する。  (授業時間外の学習/ Assignments) 十分に復習すること(1時間)  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 基本技能2:面,小手,胴,突きの打ち方と受け方についての指導的観点を習得する。  (授業時間外の学習/ Assignments) 十分に復習すること(1時間)  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 基本技能3:体当たり,鍔ぜり合い,切り返しについての指導的観点を習得する。  (授業時間外の学習/ Assignments) 十分に復習すること(1時間)  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 対人技能1:しかけ技(払い技,連続技,引き技),互角稽古についての指導的観点を習得する。  (授業時間外の学習/ Assignments) 十分に復習すること(1時間)  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 対人技能2:しかけ技(出ばな技),互角稽古についての指導的観点を習得する。  (授業時間外の学習/ Assignments) 十分に復習すること(1時間)  
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 対人技能3:応じ技(返し技,抜き技,すり上げ技など),互角稽古についての指導的観点を習得する。  (授業時間外の学習/ Assignments) 十分に復習すること(1時間)  
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 打ち込み稽古,かかり稽古,互角稽古についての指導的観点を習得する。  (授業時間外の学習/ Assignments) 十分に復習すること(1時間)  
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 試合練習1:試合の形式と審判法,有効打突の条件についての指導的観点を習得する。  (授業時間外の学習/ Assignments) 十分に復習すること(1時間)  
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 試合練習2:紅白試合についての指導的観点を習得する。  (授業時間外の学習/ Assignments) 十分に復習すること(1時間)  
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 木刀による剣道基本技稽古法についての指導的観点を習得する。  (授業時間外の学習/ Assignments) 十分に復習すること(1時間)  
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 日本剣道形(太刀の形1~3本目)についての指導的観点を習得する。  (授業時間外の学習/ Assignments) 十分に復習すること(1時間)  
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 日本剣道形(太刀の形4~7本目)についての指導的観点を習得する。  (授業時間外の学習/ Assignments) 十分に復習すること(1時間)  

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  30%  授業への積極的な参加,防具などの準備や片付け,装着の手際良さなどを評価する。 
その他  70%  授業で習得した技能を実技試験にて評価する。試験の解説は,試験終了後に行う。 

<参考文献/Reference Book>

  巽 申直 他編『新しい剣道の授業づくり』(大修館書店) 
全日本剣道連盟『剣道試合・審判規則』(全日本剣道連盟) 
全日本剣道連盟『剣道指導要領』(全日本剣道連盟) 
全日本剣道連盟『日本剣道形解説書』(全日本剣道連盟) 
全日本剣道連盟『木刀による剣道基本技稽古法』(全日本剣道連盟) 

 

<備考/Remarks>

同種目のスポーツ方法実習を履修済みであることが条件。また,大学が実施する学生定期健康診断を受診していない学生は受講できない。 
担当教員に連絡する場合は,大学のメールアドレスに送信するか,月・水曜日の昼休み(12:30~13:00)に訪問すること。 
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため,授業計画や成績評価基準に変更が生じる可能性があります。また更衣室の混雑を避ける必要がありますので,可能な限り自宅で運動着に着替えて来てください。同様の理由で,授業を早めに終了することがあります。 
 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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