シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


11503206 

△スポーツ指導法実習(バスケットボール)
Sport Coaching Practicum (basketball)
1単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  実習/Practical training

  張 玉琰

<概要/Course Content Summary>

 バスケットボールの指導方法は,指導を受ける者の学年(年齢)や性差および個性(体力・社会性・スポーツの好き嫌いなど)を熟慮し,1人でも多くの生徒たちが,バスケットボールの面白さ,楽しさを享受出来るようなプログラムを立案し,指導できる方法を考察することである.そのためには,ひとつの基本技術を獲得するためにある,多様なドリルを習得することである. 
 本授業では,方法実習にて受講生が基本技術を習得する過程で感じた疑問などについて,担当教員も交えてのお互いの意見交換をすることから始まる.さらに実際の指導の場で生徒たちが理解しやすく,取り組みやすいドリルか否かについて考え,ドリルを行う際の要領についての伝達の仕方について学ぶ. 
 

<到達目標/Goals,Aims>

 基本技術を指導する上で,指導の環境に応じた最適なドリルが有ることを理解し,ドリルの選択が出来るようになることである.また,課題として提示する学年を想定した指導案が,作成出来るようになることである.

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ガイダンス及び授業回数とプログラムの立案.授業回数によって異なるドリルの取捨選択基準について,以下の9週目までは受講生が各回のテーマに則したドリルを選択する. 
 
(授業時間外の学習/ Assignments) 筆記用具を用意すること. 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) Shooting drillと施設等の環境.人数とコートの面数などに応じたドリルの選択の考え方.  (授業時間外の学習/ Assignments) 各自でストレッチを行うこと. 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) Ball handling drill人数とコートの面数などに応じたドリルの選択の考え方.  (授業時間外の学習/ Assignments) 各自でストレッチを行うこと. 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) Dribbling drill.指導を受ける者へのドリブルの長所と短所の伝え方.  (授業時間外の学習/ Assignments) 各自でストレッチを行うこと. 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) Passing,Catching drill.身体のバランスを保つことに重点を置いて伝える.  (授業時間外の学習/ Assignments) 各自でストレッチを行うこと. 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) Running pass drill.動きの中でのミスはスキル不足なのか,別の理由なのかを考える.  (授業時間外の学習/ Assignments) 各自でストレッチを行うこと. 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 2 on 1,2 on 2 drill.人の位置を認識しているのか,スキルの優劣なのかを考える.  (授業時間外の学習/ Assignments) 各自でストレッチを行うこと. 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 3 on 2,3 on 3 drill,プレイヤーが,どの様なイメージを持ってプレイしているのかを知る  (授業時間外の学習/ Assignments) 各自でストレッチを行うこと. 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ポジションの役割.プレイの目的を,シンプルにすることが,ミスを減らす要因となること. 
SetOffense,Defenseの原則を単純に伝える方法を学ぶ.                         
(授業時間外の学習/ Assignments) 指導案作成 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 受講生が作成する指導案に基づいた授業を展開する①.   (授業時間外の学習/ Assignments) 指導案作成 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 受講生が作成する指導案に基づいた授業を展開する②.  (授業時間外の学習/ Assignments) 指導案作成 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 受講生が作成する指導案に基づいた授業を展開する③.  (授業時間外の学習/ Assignments) 指導案作成 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 受講生が作成する指導案に基づいた授業を展開する④.  (授業時間外の学習/ Assignments) 指導案作成 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 受講生が作成する指導案に基づいた授業を展開する⑤.   (授業時間外の学習/ Assignments) 指導案作成 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) まとめ.  (授業時間外の学習/ Assignments)  

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,授業参加)  50%  出席回数(欠席回数が4回になるとF評価)及び各授業への積極的な参加意欲. 
期末レポート  30%  課題に基づいた指導案の作成,その内容を評価する. 
見学会・実験・実習評価・実技テスト・模擬授業等  20%  説明の際の声の大きさ,分かり易さなどを評価する. 

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
23 0.0 87.0 0.0 0.0 13.0 0.0 2.6

<参考文献/Reference Book>

吉井四郎  『バスケットボール指導全書2』(大修館書店)
 

ジェリー・クロウゼ  『バスケットボールコーチングバイブル』(大修館書店)
 

教員を目指している学生はご参照ください。

<備考/Remarks>

同種目のスポーツ方法実習を履修済みであること.また,大学が実施する学生定期健康診断を受診していない学生は受講できない. 
 
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため,授業計画や成績評価基準に変更が生じる可能性があります。また更衣室の混雑を避ける必要がありますので,可能な限り自宅で運動着に着替えて来てください。同様の理由で,授業を早めに終了することがあります。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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