シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


11502063 

△スポーツ分子生物学
Molecular Biology of Exercise
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  髙倉 久志

<概要/Course Content Summary>

 本講義では,急性および慢性的運動によって生体内で生じる応答や適応を分子,細胞レベルで学習することを目的とする。まずは,生物学に関する基本的知識や遺伝子操作を行う実験手法などを確認し,その後に運動による応答や適応の分子メカニズムを概説することによって,運動によって生じる様々な生命現象を分子レベルで学習し,運動によって得られる効果の考察や競技パフォーマンス向上や健康増進のための運動トレーニングプログラムの検討に分子,細胞レベルの知識を応用することの意義を理解する。

<到達目標/Goals,Aims>

・運動によって生体内で生じる応答や適応を分子,細胞レベルで理解・考察できるようになる

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ガイダンス  (授業時間外の学習/ Assignments) 復習: 本講義における学習内容の確認(30分) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 生体の構成要素  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習: テキスト1, 2章を読んでおくこと(1時間) 
復習: 授業内容を復習しておくこと(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) タンパク質の機能について  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習: テキスト3章を読んでおくこと(1時間) 
復習: 授業内容を復習しておくこと(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 遺伝子とその継承  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習: テキスト4章を読んでおくこと(1時間) 
復習: 授業内容を復習しておくこと(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 遺伝子DNAの発現とタンパク質合成  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習: テキスト5章を読んでおくこと(1時間) 
復習: 授業内容を復習しておくこと(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 変化するDNA,遺伝子の操作  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習: テキスト6, 7章を読んでおくこと(1時間) 
復習: 授業内容を復習しておくこと(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 生命現象を支える臓器と栄養素  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習: テキスト8章を読んでおくこと(1時間) 
復習: 授業内容を復習しておくこと(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 生体分子の代謝  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習: テキスト9章を読んでおくこと(1時間) 
復習: 授業内容を復習しておくこと(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 持久的トレーニングによって生体に生じる応答と適応1  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習: 配付資料を読んでおくこと(1時間) 
復習: 授業内容を復習しておくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 持久的トレーニングによって生体に生じる応答と適応2  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習: 配付資料を読んでおくこと(1時間) 
復習: 授業内容を復習しておくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) レジスタンストレーニングによって生体に生じる応答と適応1  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習: 配付資料を読んでおくこと(1時間) 
復習: 授業内容を復習しておくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) レジスタンストレーニングによって生体に生じる応答と適応2  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習: 配付資料を読んでおくこと(1時間) 
復習: 授業内容を復習しておくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 特殊環境(低酸素環境など)を用いた運動による応答と適応  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習: 配付資料を読んでおくこと(1時間) 
復習: 授業内容を復習しておくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 運動効果を増強させるための手法を分子レベルで考える1  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習: 配付資料を読んでおくこと(1時間) 
復習: 授業内容を復習しておくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 運動効果を増強させるための手法を分子レベルで考える2  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習: 配付資料を読んでおくこと(1時間) 
復習: 授業内容を復習しておくこと(1時間) 

 上記のテーマを主な題材として取り上げる予定であるが,受講生の理解度や授業の進捗状況に応じて授業計画を変更する可能性がある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  30%  出席状況と受講態度により評価します。 
提出物  70%  講義内容に関連する自身の興味のあるテーマを設定し,それに関連する原著論文の内容をまとめて,設定したテーマに関する今後の課題などを考案するレポートを提出してもらいます。 

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
10 70.0 10.0 0.0 10.0 10.0 0.0 3.2

<テキスト/Textbook>

前野正夫・磯川桂太郎  『はじめの一歩の生化学・分子生物学(第3版)』 (羊土社、2016) ISBN:9784758120722 

 

<参考文献/Reference Book>

James D. Watsonら(中村桂子 訳)   『ワトソン 遺伝子の分子生物学(第7版)』(東京電気大学出版局、2017)ISBN:9784501630300 
 

中村桂子,松原謙一  『Essential細胞生物学(原書第4版)』(南江堂、2016)ISBN:9784524261994 
 

 

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