シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


11500007-017 

△演習Ⅳ-17
Seminar IV-17
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  演習/Seminar

  海老根 直之

<概要/Course Content Summary>

 4年次秋学期に開設される「演習Ⅳ」は,これまで行われてきた「演習」のまとめと位置づけられる.学生主体で運営される研究発表会の形式は維持されるが,ディスカッションの焦点としては,研究の完成に向けた詳細と論文執筆に関する事柄が主となる. 
 本科目と平行して,ゼミ生同士が協力しながら卒業研究を完成させることになるが,本演習は,進捗具合の報告,問題解決,ディスカッションの良質の機会ともなる. 
 研究の成果を,学生および教員とも個別に十分議論し,執筆する卒業論文に反映させる事になる.

<到達目標/Goals,Aims>

1)実験で得られた結果をまとめることができる 
2)論理的な思考で自身または他者が行った研究を批評することができる 
3)他者からの指摘に耳を傾け,至らない点を追加実験または論文考察により補完することができる 
4)受取手に分かりやすく情報を発信することができる

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) イントロダクション:演習Ⅳで何を学ぶか?  (授業時間外の学習/ Assignments)  これまでに行ってきた研究を客観的に評価し,他者から改善に向けた助言を得る(1時間) 
 
(実施回/ Week) 2-4  (内容/ Contents) 中間発表  (授業時間外の学習/ Assignments)  これまでに行った研究を客観的に評価し,他者から改善に向けた助言を得てこれを反映したプレゼンテーション資料を作成する(2時間) 
 
(実施回/ Week) 5-8  (内容/ Contents) 卒業研究進捗報告  (授業時間外の学習/ Assignments)  進捗状況の発表について,ゼミ生と教員からフィードバックを得て,研究に反映させる(1時間) 
 
(実施回/ Week) 9-11  (内容/ Contents) 卒業論文の執筆完了 
  
(授業時間外の学習/ Assignments)  指摘を卒業論文に反映させる(1時間) 
 
 
(実施回/ Week) 12-13  (内容/ Contents) 研究発表会準備 
  
(授業時間外の学習/ Assignments)  他者との討論でプレゼンテーションの質を向上させる(2時間) 
 
 
(実施回/ Week) 14-15  (内容/ Contents) ゼミ内卒業研究発表会  (授業時間外の学習/ Assignments)  発表に向けた準備を行う.発表会の内容ならびに研究実施の際の要点を受講生間で討論する(3時間) 
 
 

 やむを得ない事情で「スポーツ栄養学」,「演習Ⅰ」,「演習Ⅱ」,「演習Ⅲ」の履修が完了していない者は,当演習が開始される前に当該講義のテキスト,資料等に目を通すなどの自学自修が求められる.また,この場合においても卒業研究実施までに早期に履修を完了する事は重要である.

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  25%  クラスへの参加状況について評価する. 
中間発表会  15%  中間発表時点での研究の達成度ならびにプレゼンテーションを評価する. 
研究進捗報告  35%  授業時間に限定せず実施される研究の進捗報告について評価する. 
研究発表  25%  ゼミ内卒業研究発表会におけるパフォーマンスを総合的に評価する. 

<備考/Remarks>

 課題が適切に達成されない場合には,学びの機会を改めて提供する目的でF評価を与える. 
 演習Ⅳの時間外に設定される活動への参加は任意となりますが,価値の高い教育サービスを提供しています.この恩恵をしっかり受け,最大限成長できるように,不参加の場合にも情報収集と自己研鑽に励んで下さい. 
 
 授業の進め方:資料をスクリーンに投影してディスカッションを行う場合があります.また授業で利用する印刷資料については,当日または事前に配布されます. 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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