<概要/Course Content Summary>
3年次秋学期に開設される「演習Ⅱ」は,「演習Ⅰ」を展開させた科目と位置づけられる.学生が主体的に運営する論文討論会の形式は維持されるが,ディスカッションの焦点としては,論文の表面的内容に限らず,研究の目的や手段が妥当であるか,記述が適切であるかといった,後に研究をデザインするために必要な科学的観点にも重きを置く. 本科目の後半には,2~3名程度で班を編成し,共同で卒業研究の足掛かりとなるミニ研究を行う.研究の成果は,研究室内での発表会にて口演し,質疑で指摘された点を今後の学習に役立てる.
<到達目標/Goals,Aims>
1)スポーツ健康科学ならびに周辺領域から,興味・関心の高い課題を見つけ出せる 2)与えられた情報に疑問を投げかけ,それを解決するための学習方法が身につく 3)調べた情報を,共有を目的に正確に分かりやすく説明できる 4)基礎的な実験手法が理解でき,それらを使って初歩的な調査・測定が行える 5)ラボメイトの学修支援となる助言が行えるようになる 6)協調性が問われる場での自己主張の方法が身につく
<授業計画/Schedule>
(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
1
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(内容/ Contents)
イントロダクション:演習Ⅱで何を学ぶか?
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(授業時間外の学習/ Assignments)
論文討論で紹介する論文を見つけ出し,要点をまとめる.(1時間)
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(実施回/ Week)
2-6
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(内容/ Contents)
論文討論
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(授業時間外の学習/ Assignments)
論文討論で紹介する論文を見つけ出し,要点をまとめる.(1時間)
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(実施回/ Week)
7-9
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(内容/ Contents)
実験装置に触れる
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(授業時間外の学習/ Assignments)
測定を目的として実験装置類が使用できるように学習内容を復習する.(1時間)
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(実施回/ Week)
10
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(内容/ Contents)
ミニ研究:グループ分け
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(授業時間外の学習/ Assignments)
ミニ研究の完成に向けた議論をグループ毎に行う.(2時間)
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(実施回/ Week)
11-12
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(内容/ Contents)
ミニ研究:準備
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(授業時間外の学習/ Assignments)
ミニ研究の完成に向けた議論,準備をグループ毎さらには全体で行う.(1時間)
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(実施回/ Week)
13
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(内容/ Contents)
ミニ研究:発表に向けて
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(授業時間外の学習/ Assignments)
ミニ研究の完成に向けた議論,準備をグループ毎さらには全体で行う.(2時間)
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(実施回/ Week)
14-15
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(内容/ Contents)
ミニ研究:発表
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(授業時間外の学習/ Assignments)
グループ毎にプレゼンテーションの準備を行う.(2時間)
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特記事項: 受講者の興味・関心や理解度に応じて教授内容やその順序を変更する場合がある. 授業を通じて適宜復習課題と展開課題を提示し,その達成度合いと定着度合いを評価することになる. やむを得ない事情で「スポーツ栄養学」,「演習Ⅰ」の履修が完了していない者は,当演習が開始される前に当該講義のテキスト,資料等に目を通すなどの自学自修が求められる.また,この場合においても早期に履修を完了する事は重要である.
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
平常点
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50%
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ディスカッションへの参加状況と学習に取り組む姿勢について総合的に評価する.
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プレゼンテーション
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50%
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取り組んだ課題研究(ミニ研究)の達成度ならびに発表の質と準備状況を評価する.
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特記事項: ゼミ形式の学修の成立には,ゼミに参加し,課題と向き合うことが前提となる.やむを得ない事情の場合も含めて,欠席の場合にはレポートを課すことになる. 上記評価に加え,授業への積極的な取り組みを加点し,消極的な態度は減点する.
<テキスト/Textbook>
清水雅子 『はじめての栄養英語』 (講談社、2007)
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その他,授業において適宜資料を配付,紹介する.
<備考/Remarks>
演習Ⅱの時間外に設定される活動への参加は任意となりますが,価値の高い教育サービスを提供しています.この恩恵をしっかり受け,最大限成長できるように,不参加の場合にも情報収集と自己研鑽に励んで下さい. 授業の進め方:資料をスクリーンに投影してディスカッションを行う場合があります.また授業で利用する印刷資料については,当日または事前に配布されます.
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