シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


11433517-001 

△サイエンスとインテリジェンス-1 ((体系知(科学)と宗教))
Science and Intelligence-1 -science and religion-
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  野口 範子 佐藤 優

<概要/Course Content Summary>

授業テーマ 反証主義研究 
授業の概要 サイエンスコミュニケータにとって方法論は死活的に重要になる。科学哲学の観点からは,反証主義が重要になる。反証主義の提唱者の1人で,オーストリア出身でイギリスで活躍した科学哲学者カール・ライムント・ポパー(1902~1994年)の言説を検討しながら反証主義的方法論を身につける。ポパー『科学的発見の論理』(上下2巻,恒星社厚生閣,1971年[上巻],1972年[下巻])の精読を軸に講義を進める。 

<到達目標/Goals,Aims>

サイエンスコミュニケーターとして不可欠になる反証主義的方法論を身につける。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 1  (内容/ Contents) カール・ポパーの生涯〔ワークブック演習問題第1回分を予習しておくこと〕  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習2時間 
復習2時間 
(実施回/ Week) 1  (内容/ Contents) 科学方法論の問題〔ワークブック演習問題第2回分を予習しておくこと〕  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習2時間 
復習2時間 
(実施回/ Week) 2  (内容/ Contents) 普遍概念と個体概念〔ワークブック演習問題第3回分を予習しておくこと〕  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習2時間 
復習2時間 
(実施回/ Week) 2  (内容/ Contents) 反証可能性(1)〔ワークブック演習問題第4回分を予習しておくこと〕  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習2時間 
復習2時間 
 
(実施回/ Week) 3  (内容/ Contents) 反証可能性(2)〔ワークブック演習問題第5回分を予習しておくこと〕  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習2時間 
復習2時間 
(実施回/ Week) 3  (内容/ Contents) 反証可能性(3)〔ワークブック演習問題第6回分を予習しておくこと〕  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習2時間 
復習2時間 
(実施回/ Week) 4  (内容/ Contents) 単純性〔ワークブック演習問題第7回分を予習しておくこと〕  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習2時間 
復習2時間 
(実施回/ Week) 4  (内容/ Contents) 法則と偶然〔ワークブック演習問題第8回分を予習しておくこと〕  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習2時間 
復習2時間 
(実施回/ Week) 5  (内容/ Contents) 仮説と実証〔ワークブック演習問題第9回分を予習しておくこと〕  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習2時間 
復習2時間 
(実施回/ Week) 5  (内容/ Contents) 験証可能性〔ワークブック演習問題第10回分を予習しておくこと〕  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習2時間 
復習2時間 
(実施回/ Week) 6  (内容/ Contents) テスト可能性〔ワークブック演習問題第11回分を予習しておくこと〕  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習2時間 
復習2時間 
(実施回/ Week) 6  (内容/ Contents) 反証主義の限界〔ワークブック演習問題第12回分を予習しておくこと〕  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習2時間 
復習2時間 
(実施回/ Week) 7  (内容/ Contents) 形而上学〔ワークブック演習問題第13回分を予習しておくこと〕  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習2時間 
復習2時間 
(実施回/ Week) 7  (内容/ Contents) ポスト・モダンとリアリズム〔ワークブック演習問題第14回分を予習しておくこと〕  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習2時間 
復習2時間 
(実施回/ Week) 8  (内容/ Contents) 科学哲学とキリスト教神学〔ワークブック演習問題第15回分を予習しておくこと〕  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習2時間 
復習2時間 

授業方法 
講義,グループディスカッションとレポート作成による。 
 
講義日程  
9月25日,10月23日,11月13日,20日,12月4日,11日,1月22日 
 
進行度合いによって変更される可能性がある。 
講義担当の佐藤優氏は作家として実務経験者である。 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(授業への参加度等)  20%  積極的な発言,質疑に対する応答の回数で評価する。 
期末レポート試験・論文  40%  6000字程度のレポートの提出を義務づける。コメントをつけて返却する。希望者は1万2千~2万字の論文を書いてもよい。論文は書籍化される可能性がある。 
小テスト  40%  適宜小テストを行い100点満点で採点し,返却する。 

フィードバックの方法 
 授業での対話,レポートの添削

<テキスト/Textbook>

教科書 担当者作成のワークブック,プリント

<参考文献/Reference Book>

カール・R・ポパー(大内義一/森博訳)  『『科学的発見の論理(上)』『科学的発見の論理(下)』』(厚生社厚生閣、1971 (上)1972 (下))
 

ユルゲン・ハーバーマス(奥山次良/渡辺祐邦/八木橋貢訳)  『『認識と関心』』(未来社、2001)
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<備考/Remarks>

受講者へのメッセージとアドバイス 
 課題はかなり多いですが,消化すれば着実に力がつきます。予習を行っていなくても授業についていけるように極力配慮しますので,講義には全回出席してください。積み重ね方式の講義ですので,欠席すると,次回以降の講義の理解が難しくなります。 
(担当者)野口:nnoguchi@mail.doshisha.ac.jp  

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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