シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


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△分子生物学実験
Experiments of Molecular Biology
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

舟本 聡 齋藤 直人 髙橋 美帆 浦野 泰臣
齊藤 貴志 和久 剛 三田 雄一郎

<概要/Course Content Summary>

実験の注意事項を理解し,基本的な分子生物学的手法として電気泳動や制限酵素・DNA連結酵素などを利用しDNA断片の連結方法を習得する。また,遺伝子導入方法も身につけ外来性タンパク質の発現確認などを行い,遺伝子工学技術の応用面についても理解する。 
担当者には企業での実務経験を有する教員を含み,企業で勤務した経験を活かして,実技指導する。 
基本的に口頭発表はないが,グループワークが主体となる。

<到達目標/Goals,Aims>

基本的な分子生物学的手法を理解し,一連の遺伝子発現実験を実践できるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 実験内容ガイダンス(舟本)  (授業時間外の学習/ Assignments) 事前にテキストや配布資料を読み(1時間),実習内容を復習すること(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) データベース利用,分子生物学的技術を利用した最近の研究(舟本,齊藤貴志)  (授業時間外の学習/ Assignments) 事前にテキストや配布資料を読み(1時間),実習内容を復習すること(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 試薬の調製(浦野,齋藤,髙橋,舟本,和久)  (授業時間外の学習/ Assignments) 事前にテキストや配布資料を読み(1時間),実習内容を復習すること(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) DNA断片の電気泳動と制限酵素地図の作成(浦野)  (授業時間外の学習/ Assignments) 事前にテキストや配布資料を読み(1時間),実習内容を復習すること(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) DNA断片のクローニング1(PCRによる遺伝子断片の増幅)(髙橋)  (授業時間外の学習/ Assignments) 事前にテキストや配布資料を読み(1時間),実習内容を復習すること(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) DNA断片のクローニング2(PCR産物の回収とプラスミドベクターへの連結と形質転換)(髙橋)  (授業時間外の学習/ Assignments) 事前にテキストや配布資料を読み(1時間),実習内容を復習すること(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) DNA断片のクローニング3(プラスミド精製と配列決定)(浦野)  (授業時間外の学習/ Assignments) 事前にテキストや配布資料を読み(1時間),実習内容を復習すること(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 培養細胞と無菌操作(トランスフェクション)(浦野)  (授業時間外の学習/ Assignments) 事前にテキストや配布資料を読み(1時間),実習内容を復習すること(1時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ゲノムDNA解析1(ゲノムDNAの調製)(齋藤)  (授業時間外の学習/ Assignments) 事前にテキストや配布資料を読み(1時間),実習内容を復習すること(1時間) 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) ゲノムDNA解析2(PCRによるの検出)(齋藤)  (授業時間外の学習/ Assignments) 事前にテキストや配布資料を読み(1時間),実習内容を復習すること(1時間) 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) mRNA解析1(RNAの調製とノーザンブロットその1)(舟本)  (授業時間外の学習/ Assignments) 事前にテキストや配布資料を読み(1時間),実習内容を復習すること(1時間) 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) mRNA解析2(ノーザンブロットその2とRT-PCR)(舟本)  (授業時間外の学習/ Assignments) 事前にテキストや配布資料を読み(1時間),実習内容を復習すること(1時間) 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) タンパク質解析1(タンパク質の調製とウエスタンブロット1)(和久)  (授業時間外の学習/ Assignments) 事前にテキストや配布資料を読み(1時間),実習内容を復習すること(1時間) 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) タンパク質解析2(ウエスタンブロット2)(和久)  (授業時間外の学習/ Assignments) 事前にテキストや配布資料を読み(1時間),実習内容を復習すること(1時間) 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) まとめ(浦野,齋藤,髙橋,舟本,和久)  (授業時間外の学習/ Assignments) 事前にテキストや配布資料を読み(1時間),実習内容を復習すること(1時間) 

上記の計画は予定であり,受講者の習熟度合いや,試料の調達状況などにより授業計画を変更する場合がある。実習では器具の操作やグループワークが必須であり,レポート作成にはPCを利用したデータ処理が必要な場合がある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  40%  実験に取り組む意欲や態度を出席状況等にて判定する。 
提出物  60%  実験レポート提出状況にて判定する。レポート提出後,担当教員によるフィードバックをします。希望者は各教員に連絡をとること。 

出席とレポート提出状況,レポート内容により成績を判定する。原則として,正当な理由無く一度でも欠席またはレポート未提出がある場合はFの評価を下す。 
実習は基本的にチームで実施します。 
実習内容には,手を使ったピペット操作があります。また,試薬の分量等を確認するために目視する必要があります。これらの操作が困難な場合は,教員に事前に連絡すること。

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
65 29.2 49.2 18.5 1.5 1.5 0.0 3.0

<テキスト/Textbook>

教員で実験書を作成し,これをテキストとして配布する。

<備考/Remarks>

質問等の連絡事項がある場合は,電子メールを利用してください。送信先はsfunamot@mail.doshisha.ac.jpです。また,配布されているテキストにも各教員の電子メールが記載されています。各回についての問い合わせは各教員に送信するようにしてください。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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