シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


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教育実習の研究
Research in Teaching Practicum
1単位/Unit  通年/All year  京田辺/Kyotanabe  実習/Practical training

  市川 寛 谷岡 健資 太田 哲男 井上 浩史

<概要/Course Content Summary>

教員免許取得の過程で,最も重要な教育実習について,徹底討議を通じて意識を高める事を目標とする。教育実習は,受け入れ校の多大な犠牲の上に成り立っている。にもかかわらず安易な気持ちで教育実習に参加して,考えられないような事態を引き起こす例がしばしば起こっている。これは偏に,教育実習の意義に対する無理解が引き起こしていると言える。そこで根源にさかのぼって教育実習について考察する。とくに指導要領に基づいた授業の実践と,授業を行う為の教材研究や,指導案作成と実際の授業における細かな留意点も模擬授業を通じて学ぶ。

<到達目標/Goals,Aims>

教育実習の意義を自らのものに出来るようにする。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 1.  (内容/ Contents) 何故教員免許取得に教育実習が課されるのか  (授業時間外の学習/ Assignments) 教員免許法のダウンロード 
(実施回/ Week) 2.  (内容/ Contents) 教員免許の歴史1  (授業時間外の学習/ Assignments) 過去の免許制度を調べる 
(実施回/ Week) 3.  (内容/ Contents) 教員免許の歴史2  (授業時間外の学習/ Assignments) 過去の免許制度を調べる 
(実施回/ Week) 4.  (内容/ Contents) 現在の免許制度と教育実習および現在の指導要領  (授業時間外の学習/ Assignments) プレゼンテーション準備 
(実施回/ Week) 5.  (内容/ Contents) 模擬授業と教材研究および指導案作成  (授業時間外の学習/ Assignments) 関連項目の予習 
(実施回/ Week) 6.  (内容/ Contents) 中間発表  (授業時間外の学習/ Assignments) 発表に対するまとめ 
(実施回/ Week) 7.  (内容/ Contents) 発表についての討議  (授業時間外の学習/ Assignments) 指導案作成 
(実施回/ Week) 8.  (内容/ Contents) 経験者の話を聞く1  (授業時間外の学習/ Assignments) まとめ 
(実施回/ Week) 9.  (内容/ Contents) 経験者の話を聞く2  (授業時間外の学習/ Assignments) まとめ 
(実施回/ Week) 10.  (内容/ Contents) 経験談に関する感想をまとめる  (授業時間外の学習/ Assignments) 討論の資料作製 
(実施回/ Week) 11.  (内容/ Contents) 感想の発表と検討  (授業時間外の学習/ Assignments) 過去の問題点を探す 
(実施回/ Week) 12.  (内容/ Contents) 教育実習の実際  (授業時間外の学習/ Assignments) 注意点をまとめる 
(実施回/ Week) 13.  (内容/ Contents) 教育実習の注意点の掘り下げ  (授業時間外の学習/ Assignments) 半年間の授業の総括 
(実施回/ Week) 14.  (内容/ Contents) 総括  (授業時間外の学習/ Assignments) プレゼンテーション準備 
(実施回/ Week) 15.  (内容/ Contents) 最終発表  (授業時間外の学習/ Assignments) 記録整理 

ゼミ形式なので,話題が発展した場合は上記の授業計画にしばられずに,発展させる事も多々ある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  50%  日頃のディスカッションをどの程度理解しているかを評価する。 
期末レポート試験・論文  50%  総合的な観点から独創的な考え方を評価する。 

教育実習の意義と方法を如何に真摯に考えているかを第一に評価する。

<テキスト/Textbook>

文部科学省  『新学習指導要領-生きる力-』文部科学省のホームページから必要な部分をダウンロードする。 

 

<参考文献/Reference Book>

教育実習に必要な参考書は教員側で相当数準備してあるので適宜推薦する。

<備考/Remarks>

本講義に関する質問や連絡は,科目担当者(渡辺好章:e-mail kwatanab@doshisha.ac.jp TEL:0774-65-6268(内線:6268))まで。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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