シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


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△物理学Ⅱ
Physics II
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  田中 智子

<概要/Course Content Summary>

これからの生命科学,医科学の分野でより広い学識と経験が求められる。物理学は自然界での様々な現象を理解することを目標の一つに発展してきた。しかし,自然はあまりに複雑で,未だ解明できていないものも多くある。生命現象もその中の一部である。生命現象のより深い理解のためには物理学の知識があるのとないのでは大きな違いとなる。生命科学を学んでいく中で,必要とされる物理学について,これまでの物理学の講義で学んだことを基礎にさらに進んだ物理学の分野について学ぶ。 生命科学や,医学の分野でどのように物理学が使われているのか,応用例を用いて学ぶ。 

<到達目標/Goals,Aims>

物理学が,現在の生命科学,医科学にどのように応用されているかを学び,物理学の考え方を身につける。  
具体的な事例を挙げて,その中で物理学の考え方,知識がどう使われてるのか,場合によっては数学的知識を用いて学ぶ。 

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) これまで学んだ物理学の復習  
 
(授業時間外の学習/ Assignments) これまで学んだ物理学の復習をしておく(4時間)。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 物理学と生命科学  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習と予習をする(4時間)。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 運動と力学(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習と予習をする(4時間)。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 運動と力学(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習と予習をする(4時間)。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ものを視るー光学(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習と予習をする(4時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ものを視るー光学(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習と予習をする(4時間) 
 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 生体情報ー電磁気学(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習と予習をする(4時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 生体情報ー電磁気学(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習と予習をする(4時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 波動の性質ー音とは  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習と予習をする(4時間)。 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 波動の性質ー物質との相互作用(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習と予習をする(4時間) 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 波動の性質ー物質との相互作用(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習と予習をする(4時間) 
 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 波動の性質ー画像診断  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習と予習をする(4時間)。 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 生体活動ー熱力学(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習と予習をする(4時間) 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 生体活動ー熱力学(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業の復習と予習をする(4時間) 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 最近の研究から  (授業時間外の学習/ Assignments) 興味ある最近の研究について調べる。(4時間) 

全体として本授業の目的にかなうテキストは少ない。参考文献として挙げているのは,生命科学分野で物理がどのように使われているのか紹介しているものの一つである。 さらに掘り下げた理解には専門書を参考されたい。シラバスに示している講義内容は進捗,理解状況などに応じて変更する場合がある。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

出席率と課題の提出状況。  40%   
期末筆記試験  60%  期末筆記試験では,課題とした問題に類似の問題を課すが,正答を求めることよりも解答の過程を重視する。 

授業の前までにテキストを配布する。テキストを予習するとともに,授業中は不明な点,疑問点などに関する積極的な質問を期待する。授業中に提示する課題は授業中に提出してもらうが,わからなかった場合は授業後もしくは次の授業で質問すること。授業は受動的に受けるのではなく,積極的に参加してほしい。 
 

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
58 48.3 25.9 15.5 1.7 8.6 0.0 3.0

<参考文献/Reference Book>

Paul Davidovits /曽我部正博(監訳)  『生物学と医学のための物理学』原書第4版 (共立出版、2015)生物学,医学の中で使われている物理を紹介している。多岐に渡る事例を紹介しているので,読み物としても面白い。 
 

 

 

<備考/Remarks>

担当者e-mail アドレス 
moko.tnk(a)gmail.com 
(a)を@に変更してください 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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