シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


11411108 

△医用機械設計法
Medical Device Design
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  森田 有亮

<概要/Course Content Summary>

医用機械を設計する上では,必要とされる仕様や機能を設計者がいかに実現するかが要求される。機械の動作を実現するためには,機械要素の組合せによる機構,使用する材料の強度や安全率,材料の加工条件などを考慮する必要がある。さらに,機械が破損しないよう安全に使用できることが重要となる.本講義では,機械設計に関する基本概念と機械要素および機構設計の解説と設計指針について述べる。授業の前半ではねじなどの基本的な機械要素を説明し,機械設計への使い方や強度の考え方を講義する。また後半では,ベアリング,軸,歯車などを使用した動作する機械の設計について講義する。本講義の履修にあたっては,製図学基礎,材料力学および材料力学演習が履修されていることが望ましい. 
担当者は機械メーカーの設計部門での勤務経験があり,その経験を生かし機械設計の基本知識と安全性を考慮した設計プロセスについて講義する.

<到達目標/Goals,Aims>

基本的な機械要素の構造と役割を理解し,それらの強度設計計算ができる。また,軸受・歯車など汎用部品の使用設計計算ができる。 

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 機械設計の基礎:機械設計の基本概念  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習と次週の予習(4時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 機械設計の基礎:機械系の設計について  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習と次週の予習(4時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 機械設計の基礎(1):材料強度,疲労,機械材料の破損と破壊について  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習と次週の予習(4時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 機械設計の基礎(2):応用集中による機械材料の破損と破壊について  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習と次週の予習(4時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ねじの設計(1)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習と次週の予習(4時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) ねじの設計(2)  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習と次週の予習(4時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) リベットについて  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習と次週の予習(4時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 機械要素について  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習と次週の予習(4時間) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 軸要素(1):軸の駆動について  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習と次週の予習(4時間) 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 軸要素(2):軸の設計について  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習と次週の予習(4時間) 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 軸要素(3):キーの設計について  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習と次週の予習(4時間) 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 軸受要素(1):さまざまな軸受と用途について  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習と次週の予習(4時間) 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 軸受要素(2):転がり軸受について  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習と次週の予習(4時間) 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 歯車機構について  (授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習と次週の予習(4時間) 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) まとめ  (授業時間外の学習/ Assignments) これまで学んだ設計法の理解と習得(4時間) 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

期末試験  90%  期末筆記試験により,設計法に関する総合的な理解度についての評価を行う。 
期末試験については講評でフィードバックを行う。 
その他(具体的に)  10%  講義期間中に適時行う演習に関する評価を行う。 
演習については,翌週講義にてフィードバックを行う。 

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
53 5.7 7.5 11.3 13.2 62.3 0.0 0.8

<テキスト/Textbook>

塚田忠夫,吉村靖夫,黒崎茂,柳下福蔵  『機械設計法』 (森北出版)

 

<参考文献/Reference Book>

邉 吾一,藤井 透,川田 宏之  『最新 材料の力学』(培風館)
 

藤本 元・御牧 拓郎 編  『初心者のための機械製図』(森北出版)
 

<備考/Remarks>

担当教員連絡先:ymorita@mail.doshisha.ac.jp 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
Copyright(C) 2020 Doshisha University All Rights Reserved. 無断転載を禁止します。