シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


11411016 

△材料工学Ⅰ
Materials Engineering I
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  田中 和人 星出 敏彦

<概要/Course Content Summary>

様々な機械・構造物を設計・利用するためには,使用する各種材料の機械的,物理的あるいは電気化学的特性を把握することが不可欠である。本講義では実用工業材料に焦点を絞り,その材料学の初歩について学ぶ。さらに,これらの基礎知識をもとに,実用鉄鋼材料や非鉄金属材料だけでなく,近年,機械・構造材料として幅広く用いられるようになってきた高分子材料,セラミックス材料,複合材料の特性と応用について学習するとともに,今後の展望などについても考察する。また,応用分野として,医療・医用機器の設計に必要な医用材料についても学ぶ。 
材料力学Ⅰを同時履修中あるいは履修済みであることが望ましい。

<到達目標/Goals,Aims>

鉄鋼材料,非鉄金属材料,高分子材料,セラミックス材料,複合材料などの機械的,物理的あるいは電気化学的特性を学び,機械・構造物を設計・利用するときに必要となる機械材料学の基礎知識を身につけることができるようになる.

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 材料学の初歩,物質の結合と構造:物質の結合,結晶構造,結晶における欠陥  (授業時間外の学習/ Assignments) E-classに公開する講義ノートと教科書該当部分を予習・復習しておくこと(1時間以上). 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 結晶の塑性変形と破壊:すべり変形,破壊  (授業時間外の学習/ Assignments) E-classに公開する講義ノートと教科書該当部分を予習・復習しておくこと(1時間以上). 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 鉄鋼材料,凝固,拡散,平衡状態図  (授業時間外の学習/ Assignments) E-classに公開する講義ノートと教科書該当部分を予習・復習しておくこと(1時間). 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 鉄鋼の熱処理の基礎,鉄鋼材料の種類  (授業時間外の学習/ Assignments) E-classに公開する講義ノートと教科書該当部分を予習・復習しておくこと(1時間以上). 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 授業内評価  (授業時間外の学習/ Assignments) E-classに公開する講義ノートと教科書該当部分を予習・復習しておくこと(1時間以上). 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 鉄鋼製造法,塑性加工:概論,圧延  (授業時間外の学習/ Assignments) これまでの講義内容を復習しておくこと(2時間以上). 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 塑性加工:形材の圧延,押出し,引き抜き,鍛造,プレス加工  (授業時間外の学習/ Assignments) E-classに公開する講義ノートと教科書該当部分を予習・復習しておくこと(1時間以上). 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 高分子材料:熱可塑性プラスチックス,熱硬化性プラスチックス  (授業時間外の学習/ Assignments) E-classに公開する講義ノートと教科書該当部分を予習・復習しておくこと(1時間以上). 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 複合材料:複合材料とは,複合則,複合材料の強度と破壊,サンドイッチ材料,成形方法  (授業時間外の学習/ Assignments) E-classに公開する講義ノートと教科書該当部分を予習・復習しておくこと(1時間以上). 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 授業内評価  (授業時間外の学習/ Assignments) これまでの講義内容を復習しておくこと(2時間以上). 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) セラミックス:セラミックスの種類と特性  (授業時間外の学習/ Assignments) E-classに公開する講義ノートと教科書該当部分を予習・復習しておくこと(1時間以上). 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) セラミックス:製造プロセスと利用例  (授業時間外の学習/ Assignments) E-classに公開する講義ノートと教科書該当部分を予習・復習しておくこと(1時間以上). 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 非鉄金属材料:アルミニウムとアルミニウム合金,マグネシウム合金,チタン合金  (授業時間外の学習/ Assignments) E-classに公開する講義ノートと教科書該当部分を予習・復習しておくこと(1時間以上). 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 医用材料:医用材料の種類と利用例,安全性評価  (授業時間外の学習/ Assignments) E-classに公開する講義ノートと教科書該当部分を予習・復習しておくこと(1時間以上). 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) まとめと授業内評価  (授業時間外の学習/ Assignments) 全ての講義内容を復習しておくこと(2時間以上) 
 

上記の計画は予定であり,進度などにより変更がありうる.

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,発表,グループ作業の成果等)  15%  講義に対する取り組み姿勢を評価する。 
授業内評価  85%  材料学の基礎に対する理解度を評価する。 

授業内評価については講義または講評でフィードバックを行う.

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
116 36.2 20.7 11.2 18.1 13.8 0.0 2.5

<テキスト/Textbook>

日本材料学会  『改訂 機械材料学』 (日本材料学会) ISBN:978-4-901381-00-0 

 

購入方法は別途指示する.

<参考文献/Reference Book>

長田修次,柳本潤  『基礎からわかる塑性加工』(コロナ社)ISBN:4-339-04332-X 
 

<備考/Remarks>

担当者E-mailアドレス  
田中和人:ktanaka  
e-mailアドレスは,上記の英字に続けて@mail.doshisha.ac.jpを入力すること。 
 
 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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