シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


11411009-002 

△医工・医情報学概論-2
Introduction to Biomedical Engineering and Biomedical Information-2
2単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

横川 隆一 小泉 範子 飛龍 志津子 小林 耕太
大江 洋平 積際 徹 廣安 知之 秋山 いわき
田中 和人 森田 有亮 山本 浩司 川口 正隆

<概要/Course Content Summary>

医学と工学の関係や工学技術の医学への応用などを教授する。医工学分野では,構造材料系のバイオマテリアルに加えて,機能制御系のロボティクスやティッシュエンジニアリング等を中心とした研究・開発について,医情報分野では,生体の持つ情報抽出を行う生体計測技術,生体情報処理機構の模擬に関連する脳神経機構解析や医療情報システム等を中心とした研究・開発についてリレー講義を行う。なお,担当者の内,1名は臨床経験を有する医師であり,その経験を活かした講義を行う。 

<到達目標/Goals,Aims>

受講生が,各回の講義において解説された医工学・医情報学の学問領域における技術の概念・信号処理方法の概念が理解できるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 機械・構造物の軽量化とその必要性について概説する。(田中和人)  (授業時間外の学習/ Assignments) 配布された教材や書籍・インターネットでの検索などによる講義内容の復習(1時間以上)。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 人体が受ける振動や騒音について規定する国際規格の考え方や単位(デシベル)の特徴を紹介する。(川口正隆)  (授業時間外の学習/ Assignments) 配布された教材や書籍・インターネットでの検索などによる講義内容の復習(1時間以上)。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 人間の運動解析・機構解析技術,および福祉・医療ロボット技術について,事例を交えて概説する。(横川隆一)  (授業時間外の学習/ Assignments) 配布された教材や書籍・インターネットでの検索などによる講義内容の復習(1時間以上)。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 医工学領域における人間の運動解析・計測技術について,自転車競技に関する筋賦活・運動解析や人間とロボットの協調動作に関する研究事例を交えて概説する。(積際 徹)  (授業時間外の学習/ Assignments) 配布された教材や書籍・インターネットでの検索などによる講義内容の復習(1時間以上)。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 臨床で用いられる画像診断装置について事例を交えて概説する。(秋山いわき)  (授業時間外の学習/ Assignments) 配布された教材や書籍・インターネットでの検索などによる講義内容の復習(1時間以上)。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 前週の続き(秋山いわき)  (授業時間外の学習/ Assignments) 配布された教材や書籍・インターネットでの検索などによる講義内容の復習(1時間以上)。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 視覚の再生医療・医工学研究に関し,基礎研究から臨床医学へのトランスレーショナル研究について事例を交えて概説する。(小泉範子)  (授業時間外の学習/ Assignments) 配布された教材や書籍・インターネットでの検索などによる講義内容の復習(1時間以上)。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 再生医療におけるバイオマテリアルの開発や評価,臨床への応用に関して,研究事例を交えて概説する。(森田有亮)  (授業時間外の学習/ Assignments) 配布された教材や書籍・インターネットでの検索などによる講義内容の復習(1時間以上)。 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 再生医療における細胞・組織の分子発現と力学環境に関して研究事例を交えて概説する。(山本浩司)  (授業時間外の学習/ Assignments) 配布された教材や書籍・インターネットでの検索などによる講義内容の復習(1時間以上)。 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 人工知能についてその歴史と事例を交えて概説する。(廣安知之)  (授業時間外の学習/ Assignments) 配布された教材や書籍・インターネットでの検索などによる講義内容の復習(1時間以上)。 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 前週の続き。(廣安知之)  (授業時間外の学習/ Assignments) 配布された教材や書籍・インターネットでの検索などによる講義内容の復習(1時間以上)。 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 有機合成化学の生命科学・医学への応用について,事例を交えて紹介する。(大江洋平)  (授業時間外の学習/ Assignments) 配布された教材や書籍・インターネットでの検索などによる講義内容の復習(1時間以上)。 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 前週の続き。(大江洋平)  (授業時間外の学習/ Assignments) 配布された教材や書籍・インターネットでの検索などによる講義内容の復習(1時間以上)。 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) ヒトを含む生き物はどのように音を聞き,理解しているのか? その仕組みを知ることで,生物(脳)が行う情報処理の特徴について理解する。(小林耕太)  (授業時間外の学習/ Assignments) 配布された教材や書籍・インターネットでの検索などによる講義内容の復習(1時間以上)。 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 前週の続き。"コウモリ"を題材に,生物によるセンシングのユニークな仕組みや行動,さらにその工学応用の可能性を概説する。(飛龍志津子)  (授業時間外の学習/ Assignments) 配布された教材や書籍・インターネットでの検索などによる講義内容の復習(1時間以上)。 

上記の計画は予定であり,進度その他の理由により,変更がありうる。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,発表,グループ作業の成果等)  20%  講義出席 
小レポート  80%  講義内容をまとめたレポートの作成により,理解度を確認する。 
特記事項    特にテキストは設けない。必要に応じて,講義ごとに,資料を配布する。 

各回,講義中に作成したレポートの内容に基づいて,評価を行う。

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A B C D F
106 31.1 55.7 8.5 0.9 3.8 0.0 3.1

<備考/Remarks>

積際 徹 ttsumugi@mail.doshisha.ac.jp 
小泉 範子 nkoizumi@mail.doshisha.ac.jp 
飛龍 志津子 shiryu@mail.doshisha.ac.jp 
大江 洋平 yoe@mail.doshisha.ac.jp 
小林 耕太 kkobayas@mail.doshisha.ac.jp 
秋山 いわき iakiyama@mail.doshisha.ac.jp 
横川 隆一 ryokogaw@mail.doshisha.ac.jp 
廣安 知之 tomo@is.doshisha.ac.jp 
田中 和人   ktanaka@mail.doshisha.ac.jp 
森田 有亮   ymorita@mail.doshisha.ac.jp 
山本 浩司   koyamamo@mail.doshisha.ac.jp 

 

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