シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


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△医工学特論特別講義B2
Advanced Lectures in Selected Topics on Biomedical Engineering B2
1単位/Unit  秋学期/Fall  京田辺/Kyotanabe  講義/Lecture

  積際 徹 小澤 一夫 横川 隆一

<概要/Course Content Summary>

国際学会での発表や,学術論文を執筆する際に必要となる,科学技術英語に関する基礎知識の習得ならびにその運用を目標として,学術論文における英語を用いた表現法とその作成方法について学び,その応用ができることを目指す。加えて,英語による口頭発表での具体的な口述方法やプレゼンテーション手法についても習得し,英語を用いた科学技術の表現方法について学ぶ。 
まず,英語・日本語の両言語における論理的な記述・表現手法について学び,自らの研究テーマに関連した科学技術を適切な方法で記述・口述できるようになることを目指す。また,その過程において簡潔な発表原稿ならびに発表資料を作成し,適切かつ正確な英語で口述表現し,解説できるようになることも目的とする。 
さらに,海外企業における報告やプレゼンテーションの具体的事例の紹介を通して,論理的な口述表現や記述表現に基づいた研究内容の伝達方法,そして円滑な科学技術コミュニケーションを実現する手法を習得することを目指す。 
なお,実際の講義では,例題や実例紹介を多く取り上げ,具体的な理解を促進するように配慮する。本講義では,科学技術英語に関する学習を通して,自らの研究テーマ・研究内容を具体的かつ適切に英語を用いて表現する方法について学び,実践できるようになることを目標とする。 

<到達目標/Goals,Aims>

科学技術英語を用いて,論理的な記述や適切な表現を具現化する方法を理解したうえで,それらを演繹して,自らの研究テーマや研究内容を英語によって表現する具体的手法を習得し,定められた成果を修めた場合は単位が認定される。ここで言う成果の定義とは,講義期間中に適時に行う演習やレポート,プレゼンテーションの内容についての成果・評価に加えて,期末試験に関する評価であり,それらを総合して最終評価が行われる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 1.科学技術英語とは?その必要性について(海外企業での英語活用例) 
2.春学期の講義内容に関する復習(特に修辞) 
3.フォーマルレポートとインフォーマルレポート 
4.演習 
(授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習と次週の予習(1時間以上) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 1.最近のトピック 
2.タイトルの重要性について(タイトルから内容が想像できるか) 
3.演習 
(授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習と次週の予習(1時間以上) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 1.最近のトピック 
2.アブストラクトとサマリー1(一般的な説明方法について) 
3.演習 
(授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習と次週の予習(1時間以上) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 1.最近のトピック 
2.アブストラクトとサマリー2(各自の研究テーマについての説明) 
3.演習 
(授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習と次週の予習(1時間以上) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 1.最近のトピック 
2.アブストラクトとサマリー3(各自の研究テーマについての説明) 
3.研究テーマに関するディスカッション 
4.演習 
(授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習と次週の予習(1時間以上) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 1.最近のトピック 
2.序文,本文について(マテメソ(材料と方法)等の説明) 
3.演習 
(授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習と次週の予習(1時間以上) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 1.最近のトピック 
2.本文(データについての解説・説明,結果と考察) 
3.演習 
(授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習と次週の予習(1時間以上) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 1.最近のトピック 
2.本文(データについての解説・説明,結果と考察 図,表の記載方法) 
3.演習 
(授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習と次週の予習(1時間以上) 
(実施回/ Week) (内容/ Contents) 1.最近のトピック 
2.結論,参考文献,謝辞 
3.演習 
(授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習と次週の予習(1時間以上) 
(実施回/ Week) 10  (内容/ Contents) 1.最近のトピック 
2.ポスター発表におけるプレゼンテーションについて 
3.演習 
(授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習と次週の予習(1時間以上) 
(実施回/ Week) 11  (内容/ Contents) 1.最近のトピック 
2.ポスター内容について(テーマ,本文,結論のまとめ方) 
3.演習 
(授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習と次週の予習(1時間以上) 
(実施回/ Week) 12  (内容/ Contents) 1.最近のトピック 
2.ポスター内容と発表用の台本について1 
3.演習 
(授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習と次週の予習(1時間以上) 
(実施回/ Week) 13  (内容/ Contents) 1.最近のトピック 
2.ポスター内容と発表用の台本について2 
3.演習 
(授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習と次週の予習(1時間以上) 
(実施回/ Week) 14  (内容/ Contents) 1.最近のトピック 
2.発表とディスカッション1 
3.演習 
(授業時間外の学習/ Assignments) 授業内容の復習と次週の予習(1時間以上) 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) 1.最近のトピック 
2.発表とディスカッション2 
3.秋学期復習 
(授業時間外の学習/ Assignments) これまで学んだ内容に関する基本事項・応用事項の理解と習得(1時間以上) 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  40%  講義出席,プレゼンテーションの内容について評価を行う。 
レポート,演習  30%  レポート・演習の構成・内容により,理解度についての評価を行う。 
期末試験  30%  期末筆記試験により,総合的な理解度についての評価を行う。(電卓持込み可) 

 

<成績評価結果/Results of assessment>   成績評価の見方について/Notes for assessment

    

登録者数

成績評価(%)

評点
平均値

備考

A+ A B+ B C+ C F
11 90.9 9.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 4.5

<参考文献/Reference Book>

人見 憲司 (著), 富山 健 (監修)  『科学技術英語徹底トレーニング ロボット工学』(アルク、2010)ISBN:978-4757418936 
 

<備考/Remarks>

担当者E-mailアドレス 
積際 徹:ttsumugi@mail.doshisha.ac.jp 
横川 隆一:ryokogaw@mail.doshisha.ac.jp 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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