シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


61200241 

△労働法総合演習
Comprehensive Labor Law Seminar
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  演習/Seminar

  植村 新

<概要/Course Content Summary>

 労働法(法令,判例,主たる学説)の基本的な理解を前提にして具体的な事案を分析したうえで,自己の法的見解(規範)を説得的に展開し,それを事実に当てはめて事案を妥当な解決へと導く能力を涵養することを目的とする。演習では,労働法上の重要論点が問題となる事例を検討の対象として,担当教員と受講生の質疑応答によって進める。

<到達目標/Goals,Aims>

①労働法上の具体的な紛争を法的に分析できるようになる。 
②労働法の諸法規を適切に解釈・適用し,妥当な解決を導けるようになる。 
③事案の分析および法の解釈・適用による事案解決を文章によって説得的に表現できるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) ガイダンス:演習の進め方に関する説明  (授業時間外の学習/ Assignments)  
(実施回/ Week) 第2~14回  (内容/ Contents) 労働法の総合問題:事前に配布する事例問題を質疑応答の形式で分析していく  (授業時間外の学習/ Assignments) 判例や参考文献を参照しながら事例問題を分析する 
(実施回/ Week) 第15回  (内容/ Contents) まとめ:事例問題の解答にあたっての注意点を総括する  (授業時間外の学習/ Assignments)  

予習の内容 
 基本書の関連箇所を予習しておいてください。 
 受講生の希望に応じて授業計画を変更する可能性があります。 
標準的な予習時間 
 3~5時間程度

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  10%  毎回のゼミにおける発言内容(基本的な法律解釈,判例に関する知識・理解等),起案の内容,欠席状況 
期末試験  90%  論点の把握,基本的な法律・判例に関する知識とその具体的な適用能力 

<参考文献/Reference Book>

土田道夫  『労働法概説』第4版 (弘文堂、2019)
 

水町勇一郎  『労働法』第7版 (有斐閣、2018)
 

荒木尚志  『労働法』第3版 (有斐閣、2016)
 

菅野和夫  『労働法』第12版 (弘文堂、2019)
 

 

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