＜概要/Course Content Summary＞
本演習においては，債権各論と親族と相続の重要問題を，理論面と実務面から考察する。各クラスとも，民法専攻教員と実務家教員（弁護士）とが，一体となって授業を担当することとし，同一テーマにつき同時平行的に授業が行われるようにする。受講者は各テーマにつき，事前に配付する教材の指示に従い，それを読み，各自で問題点を探り出し，授業での討論を通じて理解を深めることができるように，十分準備を欠かさないようにすること。
＜到達目標/Goals,Aims＞
各テーマについて，基礎的知識を確認し，特に関連条文の解釈を正確に理解することに努め，その上に立って，判例の具体的解決の中に各種の利益衡量を探究して，実務上の問題点を認識する。
＜授業計画/Schedule＞
（実施回/
Week）
|
（内容/
Contents）
|
|
|
（実施回/ Week）
第1回
|
（内容/ Contents）
危険負担と受領遅滞
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
|
|
（実施回/ Week）
第2回
|
（内容/ Contents）
売買（1） 売買契約の成立
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
|
|
（実施回/ Week）
第3回
|
（内容/ Contents）
売買（2） 売買契約の効力と解除
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
|
|
（実施回/ Week）
第4回
|
（内容/ Contents）
賃貸借（1） 賃貸借契約の成立と解消
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
|
|
（実施回/ Week）
第5回
|
（内容/ Contents）
賃貸借（2） 賃貸借契約当事者の交代①
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
|
|
（実施回/ Week）
第6回
|
（内容/ Contents）
賃貸借（3） 賃貸借契約当事者の交代②
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
|
|
（実施回/ Week）
第7回
|
（内容/ Contents）
請負（1） 請負契約の成立と所有権の帰属
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
|
|
（実施回/ Week）
第8回
|
（内容/ Contents）
請負（2） 請負契約と担保責任
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
|
|
（実施回/ Week）
第9回
|
（内容/ Contents）
一般不法行為の成立と効果
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
|
|
（実施回/ Week）
第10回
|
（内容/ Contents）
使用者責任
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
|
|
（実施回/ Week）
第11回
|
（内容/ Contents）
監督者責任とその他の特殊不法行為責任
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
|
|
（実施回/ Week）
第12回
|
（内容/ Contents）
不当利得の類型
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
|
|
（実施回/ Week）
第13回
|
（内容/ Contents）
多数当事者間の不当利得
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
|
|
（実施回/ Week）
第14回
|
（内容/ Contents）
親族法の重要問題
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
|
|
（実施回/ Week）
第15回
|
（内容/ Contents）
相続法の重要問題
|
（授業時間外の学習/ Assignments）
|
配布教材記載の質問を中心として，質疑応答を中心としてすすめる。
予習の内容
1．当該テーマの教材及びテキストを予め全ページにわたって通読し，その問題点をメモする。テキストにある判例については，事案と判示事項として示されている命題とを対応させて整理し，理解を具体化する。
2．各人の基本書によって，当該テーマについて予習をする（マーカーなどをする）。
標準的な予習時間
2時間／週，復習時間3時間／週
＜成績評価基準/Evaluation Criteria＞
|
平常点
|
10%
|
応答内容ならびに欠席状況
|
|
期末試験
|
90%
|
期末におこなう論述試験を80％，基礎知識確認試験を10％として，評価をおこなう。
論述試験においては事例問題に対する，問題の理解度と条文解釈及び利益較量能力を判定する。
|
＜テキスト/Textbook＞
|
窪田充見・森田宏樹 編 『民法判例百選Ⅱ－債権－』第8版
(有斐閣、2018)
|
| |
|
水野紀子・大村敦志 編 『民法判例百選Ⅲ－親族・相続－』第2版
(有斐閣、2018)
|
| |
|
沖野眞已・窪田充見・佐久間毅 編著 『民法演習サブノート210問』 (弘文堂、2018)
|
| |
各回の教材を予め配付するので，各自の基本書と合わせて，よく予習し，授業の後には，必ず復習をしておくことを要望する。
配付物
毎回該当テーマの教材を授業前に配付する。
|
