<概要/Course Content Summary>
行政法演習Ⅰで扱えなかった,行政救済法の論点(行政不服審査法)を,最初の2回で講じる。次に,行政法総論と行政救済法の両面にわたる,基本的な事例問題を扱う。具体的には,選択科目の行政法総合演習Ⅰ・Ⅱに先立ち,『事例研究〔第3版〕』の第1部の問題に取り組む。
<到達目標/Goals,Aims>
主に訴訟手続に関わる行政救済法の知識だけでなく,行政法総論の知識をも更に発展させ,事例問題について訴訟手続と本案に関わる基本的な議論を共に組み立てられるようにする。
<授業計画/Schedule>
(実施回/ Week)
|
(内容/ Contents)
|
(授業時間外の学習/ Assignments)
|
(実施回/ Week)
第1,2回
|
(内容/ Contents)
行政不服審査法
|
(授業時間外の学習/ Assignments)
予習の内容のとおり 各2時間
|
(実施回/ Week)
第3回
|
(内容/ Contents)
『事例研究』第1部〔問題1〕
|
(授業時間外の学習/ Assignments)
3時間(以下同じ)
|
(実施回/ Week)
第4回
|
(内容/ Contents)
『事例研究』第1部〔問題2〕
|
(授業時間外の学習/ Assignments)
|
(実施回/ Week)
第5回
|
(内容/ Contents)
『事例研究』第1部〔問題3〕
|
(授業時間外の学習/ Assignments)
|
(実施回/ Week)
第6回
|
(内容/ Contents)
『事例研究』第1部〔問題4〕
|
(授業時間外の学習/ Assignments)
|
(実施回/ Week)
第7回
|
(内容/ Contents)
『事例研究』第1部〔問題5〕
|
(授業時間外の学習/ Assignments)
|
(実施回/ Week)
第8回
|
(内容/ Contents)
『事例研究』第1部〔問題6〕
|
(授業時間外の学習/ Assignments)
|
予習の内容 第1,2回については,事前に配布するレジュメを基に,基本書・ケースブック等の関連箇所とあわせて予習してもらう。第3回以降,『事例研究行政法』第1部〔問題1〕~〔問題6〕の各回については,各自で解答の筋書きを考え,少なくともメモ化しておくことを求める。
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
平常点
|
10%
|
授業時の応答,欠席状況
|
レポート
|
10%
|
第3~8回のうち授業回に先立って各自最低1回提出する,「関連問題」レポート
|
期末試験
|
80%
|
事例問題に関する具体的な法的論理構成の適否など
|
<テキスト/Textbook>
曽和俊文ほか 編著 『事例研究行政法』第3版
(日本評論社、2016)
第3回以降,毎回扱う問題が掲載されており,第3回以降は毎回必ず使用する。
|
|
<参考文献/Reference Book>
|