2020年度

＜概要/Course Content Summary＞

本講義では，学校スポーツの商業化・スポーツとメディア・ドーピング・プロリーグにおける労使紛争・スポーツ仲裁・スポーツ事故の法的責任・選手の海外流出など，スポーツをめぐる法的課題について，アメリカの論点との比較において，スポーツの文化的あるいは社会的背景の違いを明らかにした上で，日本固有の問題を特徴づけ，スポーツと地域，学校，企業，社会との望ましい関係を受講者とともに考える。　
なお，本講義は受講者の報告に基づくディスカッション形式で進める。また海外の研究者や実務家を迎え，英語で議論する機会も少なくない。

＜到達目標/Goals,Aims＞

スポーツ法の各論点について，その現状と課題を正確に理解し，望ましい方向について各自が具体的な意見を論理的かつ説得的に主張できるようになることを本講義の到達目標とする。

＜授業計画/Schedule＞

＜成績評価基準/Evaluation Criteria＞

議論への準備状況，積極的な参加，課題解明への意欲，アプローチが評価のポイントとなる。

＜テキスト/Textbook＞

＜参考文献/Reference Book＞

＜備考/Remarks＞

受講生と相談のうえ，可能な範囲で英語での議論を実施する。