シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


31170052 

△国際機構論研究
Study on International Organizations
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  酒井 啓亘

<概要/Course Content Summary>

主として国際機構論の観点から,グローバル・ガバナンスの問題を検討する。大芝亮・秋山信将・大林一広・山田敦編『パワーから読み解くグローバル・ガバナンス論』(有斐閣,2018年)を講読し,論点を受講者の間で議論しながら各分野におけるガバナンスの特徴等を学ぶことにする。ただし,受講者の希望により,講義内容については柔軟に対応することにしたい。

<到達目標/Goals,Aims>

講義で扱った分野に関連する国際法・国際機構上の論点とその基本的な内容を把握するとともに,その背景にある国際社会の考え方を理解し身につけられるようになることが望ましい。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) 第1回  (内容/ Contents) 授業の進め方についての説明・イントロダクション  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト序章を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第2回  (内容/ Contents) 第Ⅰ部第1章「パワー・シフトとグローバル・ガバナンス」について担当者が報告し,受講者でディスカッションする。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト第1章を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第3回  (内容/ Contents) 第Ⅱ部第2章「核」について担当者が報告し,受講者でディスカッションする。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト第2章を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第4回  (内容/ Contents) 第Ⅱ部第3章「同盟」について担当者が報告し,受講者でディスカッションする。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト第3章を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第5回  (内容/ Contents) 第Ⅱ部第4章「国家間戦争」について担当者が報告し,受講者でディスカッションする。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト第4章を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第6回  (内容/ Contents) 第Ⅱ部第5章「内戦」について担当者が報告し,受講者でディスカッションする。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト第5章を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第7回  (内容/ Contents) 第Ⅰ部と第Ⅱ部について,担当者によるまとめを検討した後,受講者でディスカッションする。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト第Ⅰ部及び第Ⅱ部を読んでおくこと(2時間) 
(実施回/ Week) 第8回  (内容/ Contents) 第Ⅲ部第6章「貿易」について担当者が報告し,受講者でディスカッションする。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト第6章を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第9回  (内容/ Contents) 第Ⅲ部第7章「直接投資」について担当者が報告し,受講者でディスカッションする。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト第7章を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第10回  (内容/ Contents) 第Ⅲ部第8章「科学技術」について担当者が報告し,受講者でディスカッションする。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト第8章を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第11回  (内容/ Contents) 第Ⅲ部第9章「福祉」について担当者が報告し,受講者でディスカッションする。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト第9章を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第12回  (内容/ Contents) 第Ⅳ部第10章「腐敗・汚職」について担当者が報告し,受講者でディスカッションする。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト第10章を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第13回  (内容/ Contents) 第Ⅳ部第11章「人権」について担当者が報告し,受講者でディスカッションする。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト第11章を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第14回  (内容/ Contents) 第Ⅳ部第12章「移民・難民」について担当者が報告し,受講者でディスカッションする。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト第12章を読んでおくこと(1時間) 
(実施回/ Week) 第15回  (内容/ Contents) 第Ⅲ部と第Ⅳ部について,担当者によるまとめを検討した後,受講者でディスカッションする。  (授業時間外の学習/ Assignments) 予習:テキスト第Ⅲ部及び第Ⅳ部を読んでおくこと(2時間) 

受講者からの要望があれば,上記授業計画を変更して,できる限りその要望に応えるようにしたい。第1回目の授業の際に意見を聞くので,上記内容にかかわらず国際法・国際機構に関心があるものは積極的に出席してほしい。

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点(出席,クラス参加,グループ作業の成果等)  30%  出席回数や発言回数のほか,各人の専門分野の知識に基づき自らの意見を表明できるか。 
クラスで発表など  40%  国際法・国際機構・国際政治の基本的な知識を理解し,その具体的な適用を理解できているか。 
クラスへの貢献度  30%  クラスでの議論を活性化させる質問や意見を提示できるか。 

積極的な授業への参加が望まれる。

<テキスト/Textbook>

大芝亮・秋山信将・大林一広・山田敦編  『パワーから読み解くグローバル・ガバナンス論』 (有斐閣、2018年) ISBN:9784641184381 

 

 

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