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※学期中に内容が変更になることがあります。 | |||||
2020年度
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<概要/Course Content Summary> 授業形態─対面とネットの併用。1994年に国連開発計画(UNDP)によって打ち出された人間の安全保障は,地球環境破壊,貧富の格差,人権侵害,難民,感染症など,国家(国境)の枠組みを超えて顕在化・深刻化している人間の生存,生活,尊厳を脅かすあらゆる種類の脅威を包括的に捉え,これらに対する取り組みを強化しようとするものである。2003年の「人間の安全保障委員会」報告書が提示したように,紛争の危険からの人々の保護や平和への移行の支援,保健,医療,教育などを通じた個人やコミュニティに焦点を当てた人間一人ひとりの保護とエンパワメントに重点を置いた政策への取り組みが求められている。一方,国内に視点を転じた場合,かつての安全神話は崩壊し,犯罪やテロ,自然災害や原発事故など市民の日常生活のレベルにおけるリスクに対するセキュリティの必要性が喫緊の課題となっている。また,人口減少や限界集落化した地域社会の疲弊はコミュニティの崩壊による人間社会の大きなリスクとなっている。本科目は,こうした今日の国内外の様々な危機的な課題に対して,私たち自身がその問題解決にどのように関わっていくのかを考察することを目的とするものである。 <到達目標/Goals,Aims> 災害やテロ,紛争や貧困,人口減少や限界集落などの人間や社会を取り巻く危険や危機に対して,受講生がその問題の理解と解決のための方法について考察できるようになる。 <授業計画/Schedule>
受講者による事例研究の実施や文献の報告が求められる。 <成績評価基準/Evaluation Criteria>
毎回の予習・復習などの積極性と研究計画の着実な実施,研究手法の習得とその応用能力を重視する。 <テキスト/Textbook>
講義では,印刷した資料を講義前に配布する。受講生は講義開始前に予習し,講義に適宜報告を求める。 <参考文献/Reference Book> 講義冒頭に指示する。適宜,印刷した資料を講義前に配布する。 |
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お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
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