<概要/Course Content Summary>
-OECD諸国における高等教育と社会- 高等教育の現状はその国独自の社会の制度,政策,文化,価値観との関連性が高い。 本科目では,高等教育と社会との関連性について,近年のOECD諸国における高等教育政策の共通点をベースに批判的に検討し,現在進展している大学改革についても考察する。 日本と米国を中心に邦文の解読を中心に行い,各回担当者による発表と内容についての論点整理と議論をベースに進める。
<到達目標/Goals,Aims>
①比較研究をベースにした学会発表の準備ができるようになる。 ②比較研究をベースにした研究の手法を修得することができる。
<授業計画/Schedule>
(実施回/ Week)
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(内容/ Contents)
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(授業時間外の学習/ Assignments)
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(実施回/ Week)
1
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(内容/ Contents)
オリエンテーション
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(授業時間外の学習/ Assignments)
自主学習
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(実施回/ Week)
2~3
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(内容/ Contents)
OECD諸国における現在の政策の共通点
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(授業時間外の学習/ Assignments)
課題文献の予習
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(実施回/ Week)
4~8
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(内容/ Contents)
学生の教育成果測定に向けての論点の整理
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(授業時間外の学習/ Assignments)
課題文献の予習 発表者はレジュメ作成
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(実施回/ Week)
9~15
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(内容/ Contents)
学生の教育成果測定に関する最新の研究成果の整理
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(授業時間外の学習/ Assignments)
課題文献の予習 発表者はレジュメ作成
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(実施回/ Week)
16~20
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(内容/ Contents)
学生の教育成果測定に関する最新の研究動向の整理
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(授業時間外の学習/ Assignments)
課題文献の予習 発表者はレジュメ作成
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(実施回/ Week)
21~24
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(内容/ Contents)
学生の教育成果測定方法に関する批判的検討
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(授業時間外の学習/ Assignments)
課題文献の予習 発表者はレジュメ作成
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(実施回/ Week)
25~30
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(内容/ Contents)
学生の情緒面と認知面での成果測定に関する手法とその限界についての検討
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(授業時間外の学習/ Assignments)
課題文献の予習 発表者はレジュメ作成
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テキストを使っての進行についての詳細はオリエンテーションの際に決定する。
<成績評価基準/Evaluation Criteria>
平常点 (発表とレジュメの作成 議論への参加)
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60%
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論理的に主張・討論できる力
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課題レポート
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40%
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課題をまとめあげる力
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議論への積極的な参加が平常点の前提となる。 レジュメの作成にオリジナルな視点が含まれているかどうか。 学習成果測定の手法を実際に応用できるかどうか。
<テキスト/Textbook>
Pasarella and Terenzini 『How college affects student』 (Jossey-Bass、2005)
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山田礼子著 『2040年 大学教育の展望-21世紀型学習成果をベースに-』 (東信堂、2018)
ISBN:9784798915715
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山田礼子編著 『高等教育の質とその評価-日本と世界-』 (東信堂、2016)
ISBN:9784798913834
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