シラバス
※学期中に内容が変更になることがあります。

2020年度


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△仏書講読Ⅱ(2)
Readings in French II (2)
2単位/Unit  秋学期/Fall  今出川/Imadegawa  講義/Lecture

  越水 雄二

<概要/Course Content Summary>

フランス語文献をひとりで読み進められる力の養成を目指して,次の文献の読解に挑戦します。 
Vincent Troger, Jean-Claude Ruano-Borbalan, Histoire du systeme educatif, PUF(Que sais-je?), Deuxieme edition corigee, 2010. 
この授業では,テキストの第7章(最終章)「学校における技術革新」を読み進めます。各自の仏書講読Ⅰでの学習成果を活かして,より早く・多くの量を読めるように目指すだけではなく,むしろ,ひとつひとつの単語の働きや文章の意味を,より深く・良く理解できるように取り組んで欲しいと思います。 
仏書講読の課題は,単なる仏文解釈にとどまらず,教育文化研究の知見をテキストから学び取ることにあります。したがって受講生には,毎回の授業に備えて,絶えず辞書を引き文法書も繙くだけではなく,百科事典や参考文献類なども参照して,可能な限り内容の把握に努める十分な予習が求められます。 
さらに,わかりやすい翻訳文の作成へ向けた推敲作業を通じて,日本語の力を高めることも目指しましょう。

<到達目標/Goals,Aims>

フランス語文献をひとりで読み進められるようになる。

<授業計画/Schedule>

(実施回/
Week)
(内容/
Contents)
(授業時間外の学習/
Assignments)
(実施回/ Week) (内容/ Contents) オリエンテーション(授業の進め方,予習の仕方について)  (授業時間外の学習/ Assignments) 毎週,授業で読み進めるテキストの予習・復毎習として,授業外に2~3時間を要するリーディング課題が与えられます。 
(実施回/ Week) 2~14  (内容/ Contents) テキストの読解・内容検討  (授業時間外の学習/ Assignments) 同上。 
(実施回/ Week) 15  (内容/ Contents) まとめ(総復習,期末レポートについて)  (授業時間外の学習/ Assignments) 本科目の学習成果を振り返り,期末レポートを作成すること。 

<成績評価基準/Evaluation Criteria>

平常点  20%  遅刻せずに出席し,授業にふさわしい積極的な受講態度かを毎回評価します。 
小テスト  40%  毎回,前回の内容を理解しているか確認する小テストをします。 
期末筆記試験  40%  読解と翻訳の力および内容の理解に関する試験を行います。 

<テキスト/Textbook>

Vincent Troger, Jean-Claude Ruano-Borbalan , Histoire du systeme educatif ,  Deuxieme edition corigee. .   (PUF(Presses Universitaires de France), 2010) . 

 

コピーを配付しますので,テキストを購入する必要はありません。

<参考文献/Reference Book>

  読解と内容理解に関する参考文献を,授業中に随時,紹介します。 

 

<備考/Remarks>

この科目を履修できる資格は,仏書講読Ⅰの単位を取得していることです。それが必須条件になります。 

 

お問合せは同志社大学 各学部・研究科事務室まで
 
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